ガキどもはあれは日本カワウソであるとうそぶくということでですね、絶対カッパがいたということを信じ込ませてやろうと学校の正門なんですけどおたずね書きをしたんです。何月何日のこの間の実際にあった水害の洪水の時に家のカッパの何ベェというのが家からにげてこの水路に流れ込んだと、是非捜してもらいたいと似顔絵を書いたんです。ここに石で作ったモデルもあるんです。是非発見したら、ちゃんとした電話番号です。4〜5人の昔カッパがいたと信じて疑わなかったおっさん達が自分の自宅の電話番号を書いてあるんですよね。これを通学路にずっと貼り出してあるんです。これもそうです。これ通学路です。これを徹底的にやったわけです。そしたらですね、タクシーの座席の豆ブックみたいのがあるんですけどそこにもチラシを入れましてね、最後にこの水路で声をきいたのは昭和19年の6月何日の家のおばあさんが聞いたのが最後だったということだとかですね日本カワウソのミイラをですね持っている人がいまして、その人が家宝だといってめったに見せないといってチラチラ見せたりですね、そういうことで子供達にカッパがいたことを信じさせようとした仕掛けですね、そしたら今、子供達一緒にこの水路でですねカッパ祭りをやっています。
これはですね、実際川造りをどうのこうのするという手を下す話ではなくしてですね、こういう遊び心で今カッパがいたということを最近のガキどもに絶対信じさせるということでですね大人どもがニタニタしながら夜酒を飲みながら、今日こういう成果があったということで、いろいろやって成果を報告しあって子供達にカッパがいたということを少しずつ信じさせようというそういう遊び心でやってる直接手を下さない川造りだといえるかと思います。
これもちょっと分かりにくいんですけど、これは横浜の本牧公園です。ここをトンボ池にしようということでその前に池をかい堀りして子供達に入れということで魚を獲れということで魚を獲らしたんです。したら3名ばかりなんですけども結構ものすごいでかいウナギとかコイがとれました。これをこういう形で造園の整備が悪いんですけどもトンボ池に変えたんです。それもその子供達を集めてトンボ池にかえるよということでかい掘りをやらしたんですけど、その後もここでトンボの観察会だとかトンボ採り大会だとかあるいはブラックバスが入ったからそれを釣る大会だとか地域ぐるみでこのトンボ池を守っているようなしかけなんです。
これは福島の阿武隈川です。水辺の学校というのをですねこれから始めようというんで低水護岸に水を引き込んだりなんかしてこれから子供達に水に親しんでもらおう、川に親しんでもらおうという仕掛けをしているところです。こういう引き込みなんか作ってるんですけど、どうもまだデザイン上いろいろ問題はあるんですけど、明日その協議会ができて子供達を一生懸命川のことを教えるためのようするに外の学校にしようとする仕掛けです。これは建設省の事業でもあります。
これは江戸川です。しんぱ放水路というとこで柴又のこちらに柴又の帝釈天があるすぐうら側のところです。これは町側の水をですねポンプで出していく川に流していくひ管だったのですけと、この管理者の江戸川の工事事務所の方々のご協力を得てこの古い素掘りの水路にですね魚を呼び込もうと住民の方々が草刈りとかあるいは少しここに凹みを作ったりそういうことをやっておられる風景です。そこで取った魚なんかを、観察会をやってですねどんな魚がいたかと、これは葛飾区と住民の方々が一緒になってモニタリングをやってる最中です。どんな魚が増えたかとかですね、先程のように単純な水路だけでですね魚がいっぱいきて繁殖を始めるとかですね、よけい集まってくるとかちょっとした仕掛けでできるわけです。