の問題いい川を作るためのですねそういう職業と申しますかあるいはプロと申しますかそういったプロを作っていくような就職先というものを作っていかないとどうしても見切りをしてしまうんじゃないかという状況じゃなかろうかと、ここらへんもですねいろんな単純にですねお金を補助するとか寄付するとかという話じゃなくしてですねいろんな新しい住民達と一緒になっていくような事業を作っていってですねようするにその自分達でそういうとこを運営していくあるいは人材を育成していくそういうところまでですね高まっていけばですねこれはもうおのずからいい川作りってのはですね条件がそろうということになろうかと思うわけであります。ま、そのひとつの夢なんですがそれはそういう目標を持ってですね綾瀬川なら綾瀬川の置かれてる段階の中で今我々はここらへんからスタートできそうだというあたりを見出して頂いてじっくり時間かけていいと思います。いい環境作りというものは20年、30年かかるものだと私は思いますので、そういう時間のスパの中でですね今始めるような話からですねできるところからやっぱりやって頂くと、そこらへんがひいてはいい水質、いい水流を持った川につながっていくだろうというふうに思うわけです。
今お話したのは、その水の問題を別の切り口からお話したわけですけどもその身近な川を住民の方々がどうしていい川にしていこうかという話をですね、スライドをまじえながら10分程でですねご紹介をしたいと思います。それではスライドお願いします。
画面が大きいのでピントがずれていますけど簡単にご紹介します。これは横浜の戸塚区の前岡川という川です。これを回収しようという話になった時に左側に学校があるんですけれども、その学校と一体的に整備しようということで校長先生とかPTAの人達とあるいは横浜市の人達と一緒にですね河川担当者と協議をしましてねじゃ子供達を交えてどんな川が学校のそばを流れる川として相応しいかということでワークショップを含めながらやった事例です。前岡川といいます。これは工事途中です、校庭と川を一体的に整備をしようとしましてですね、ここにフェンスがあります、こういうフェンスが4m〜5mありましたがこれはボールが川に落ちないようにとあったのですが、このフェンスをはずそうといっそ校庭から子供達が自由に川へ出られるようにしようと生け垣を作って自由に出入りできるように、PTAから反対があって子供が川にボールを蹴り込むたびにいちいち取りに行かなければいけないじゃないかと、危ないじゃないかとあったのですが、これをはずしたとたんに子供は川にボールをけこまなくなりました。ま、大人はそういう発想をしますけど子供は子供で知恵がついたのです。それからこっから学校から降りてきてここから少しテラスがほしいということになってきて、ここで学校でならう教材をですね川の力だとか水の力だとか水辺の植物だとかそういう教室ができるテラスがほしいという関係者の階段を作ったのです。
それでもう完成です。それでもう草がはえてきました。これで蛇行しています。ここ石垣なんですけどフェンスはやめてくれと言ったのですけどもあの万一落ちたら怪我をするということで落ちても怪我をしないように草を生やしたんですねクッションの代わりにでもこれもなければないで用心をするだろうと思ったんですがこれはどうしても河川管理者がゆずらなかった。でもこちらにはございません。みんなおりていってですね遊んでいます。草管理も子供達にやってもらいます。夏休みの前にですね外来種だとか数珠玉だとか取ってたごだとかそういう季節のにおいのする草だけを残していこうということで始めたんですけど5、6年になりますが最近はズルやりましてヤギを飼ってるんです。ヤギに草かりをさせている。自分達でふれあいのなんとかという約束事を作ってですね看板、これ学校です、PTAとか自治体の人達と約束事を作ったんです。自分達で管理していこうという発想です。学校と町内会とPTAと学童達が一緒になって今管理してます。