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これはもういろんなグループが、たとえば綾瀬川で泳ぐのが汚いようであればですね少し上流まで歩いてみるというようなことでもいいと思います。そこから他の川へ行って川へ子供を放り込んで遊ばせるのもいいだろうと思います。そういうあたりからの川好きのファンを増やしていくということです。そのために行政はどうサポートしていけばいいのだろうか、とかそういうしかけをしていくとガトンシキシステムとかサポート集団の形成とかありますけど、これは要するにそういう活動を円滑にしていくために要するに寄付でもかまわないだろうしいろんな助成の制度がいろいろありますんでそういうものをどんどん活用していってですね川好きのファンだとかですね、そういう手入れの会合をやるようなとこに少しずつ金を使っていくような仕掛け、ただし今すぐ河川管理のお金というのは非常に物作りに金がかけられていますこういうソフトな仕組みに対して金の予算の配分が悪いこれは行政のほうでも努力をして頂いてですね、物を作る費用にくらべて人の仕組み作りとかですね人材育成、情報ストックにですねかかる費用はびびたるものです。ですからそこらへんも是非行政にパートナーシップで努力して頂くというような発想を持っています。
サポート集団これはいろんな技術を持っています高齢者の方々、昔綾瀬川で泳いだ方々もおられるだろうし、それからいろんな危険な目に遭ってですね、自然との付き合い方だとか川の遊び方だとか自分の生きるための技術とかいろんな事を学ばれた、そういう人達をですね是非参加していただいて若いプールでしか泳いだことがない子供達にそういうノウハウを教えていただくとか、あるいは学者なら学者のそういう専門的な知識を提供してもらう、河川管理者は河川管理者、自治体は自治体の出来る範囲の中でですね、その活動をしてもらうと支援をしていくようなそういうようなサポート集団ということで私はバームクーヘン方式みたいな事を言ってますけどもそういう仕組みを作っていくようなことになっていけばいいと思ってます。そいでスライド中でもお話はしますが、そういう意味ではそのどちらかというと表現が悪いんですけれども役所の方々が沢山おられるんで表現悪いんですけれど官政ではない民政のですね民間主導型のそういう流域を1つの単位として懇談会みたいな物をですね、やっぱり作っていくそれにいういった日本の水をきれいにする会とのジョイントでいろんな会合をやっていくとかそういうその1つのま言ってみれば仮称として穏やかな合意形成の場作りとして提言3の中に書いてありますが、流域懇談会みたいなものを設置していくっていうことはとても大事な話だろうとそういうふうに思います。それからそういう懇談会がうまく転がって行けばですねいろんなとこでいろんな活動をしておられる方がおられます。
自宅でですね、自宅を事務局にして住民団体の会を作っておられるとかですね、あるいは個人でいろんなことをやっておられるとか、そういう人達が自由に出入りできるような自立し、継続した活動拠点の整備としてですね流域活動センターみたいなものをですね是非その自治体とかですね河川管理者の支援を得て自分達で運営できる場所拠点を作っていったらどうだろうかということで、これはもうすでに市民団体主導型でですね自分達でそういう場所を作るんだということで北上川とかあるいは九州の白川だとか東京では多摩川だとか鶴見川だとかあるいは荒川だとかでですね荒川でもそういう動きがございます。そういう流域活動センターみたいなものを作っていこう、足立区ではビジターセンターコースもございますけどもそれも1つのアイデアだと思います。いろんな地域にあった場所を作っていくということがですねこれからいい川を作るための本当の原点になるんではないかということであります。それから今までいろんな形でいい川を作ろうとやってこられた方々はみなボランティアでやってこられたわけでありますけれども、やはりボランティアはひとつ限界があるだろうということで若い人達が環境問題いい川を作るために人生を送りたいという方がどんどん増えてきているわけです。これは環境教育とか環境学習が効を奏してですねそういう若者がどんどんきてるわけですけれどもどうしてもそれが職業にならない、どうもボランティアの段階なんです。ですからそういう人達が環境庁の制度の中にもいくつかありますけど、川のなかにも要するに川

 

 

 

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