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たしましてようするにそのいくつか関係をつくっていく必要があるだろうというとこに提言2というところにパートナーシップを実現する5つの仕組みということが書いてありますが、ここはですね1つは語彙形成をして行こうと積極的に先程自治体のほう河川管理者のほうもいろんな協議会を作って手を結ぼうとしています。ただしですね、これはあくまで行政間のたとえば治水の問題等々でてくるあるいは環境の問題があろうかと思いますけどまずは地域に密着したような合意の形成があるかどうかとまだ漠然としている。そういう意味からいえはですねここのしかも市民から先の問題を含めあるいはその市民同志の交流を含めてですね、いろんなこういう機会でもいいですし車座をくんで酒をくみかわしながら議論をしていくような定期的なあるいはお互いを信頼してですね一生懸命議論をしていくようなそういう機会をどんどん増やしていくとそこからようするに自治体、企業、河川管理者、学識者を巻き込んでいくような定例の会みたいなものをやったらどうだろう、これが語彙形成のシステムです。単純なことです、制度を作ってやるんじゃなくて、会を作ってやるんじゃなくて、そっから始めていこうというそのアクションを市民レベルでやっていこうとこういうような話です。情報のシステムがあります。
それは川に関する情報ということをいろいろ我々もいろいろ勉強してきたんですけれども、河川管理者が持ってる情報というのは非常に数字が羅列してある話なんですけれどもおそらく川に関する情報を1番持ってるのは毎日散歩でもいいから川を見ておられる方々その方々が1番日常に川に関する情報をですね具体的に持っておられる方々ではないでしょうか、そういう意味からしても行政が持ってる情報だけでなくして、日頃の日常の自分達の情報をきちんとストックをしていく、そういうような仕組みを自らやっていったらどうだろうかとこういう話です。それから人材育成、これは川好きな川のファンをどんどん増やしていこうと、今の子供達はプールで泳ぎますから川で泳ぎません肌身を感じて川の楽しさとか恐さを知っていないですねそういう意味では若い人達も含めて川体験をどんどんやらしていこうと、そこから川好きな人材が広がっていくだろうとこういうようなことです。

 

 

 

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