南川 秀樹(環境庁水質保全局水質管理課長)
えーどうも、今回は大変いい話ありがとうございました。又、会場の皆様もご苦労さまでした。
私も今、水の水質管理課長ということで仕事を致しております。名前も南川と申しまして川がついておりまして川の問題、仕事の上でも又個人的にも関心を持っております。今日、実際に自分の地域で活発に活動されてる方のお話を伺って大変勇気づけられる思いでございます。是非これからも頑張って頂き又私共にもいろいろ声をきかせて頂ければ非常にうれしく思っています。私、今水の仕事やっておりまして、これは河川とか湖沼とか海とかあるいは今日話題になりませんでしたけど地下水含めて全体見ております。大きな視点としましては、水と人とのふれあいということが一番大事だということで考えております。したがいまして単に水がきれいになればいいということだけではないし、又それでは本当に水はきれいにならないというふうに感じておりまして、ぜひ広い地点から人がもっときれいな水、きれいな自然とふれあうようにということで仕事をしていきたいと思っております。最近実は建設省の河川局と私共の水質保全局で連絡会議を設置致しました。私共当然一員でございますけども、そういう中で川の問題をどうするかということを話し合ってます。
さっき所長がお話にございましたけども、治水には注意するけれども極力三面バリをコンクリートの三面バリをやめるとそして自然護岸に近い形にしていくと、又水をもっときれいにしてですね単に自然的な護岸にするんじゃなくて、そこで水遊びができるような水にしていくということをぜひ進めようというような事を話し合っております。それから当然でございますけれども、環境基準というものが水質にはあるわけですけれども、そうした水質の基準というものもレベルアップを徐々にしていきたいとそんな事を手始めにやりたいと思って話し始めた所です。それから会場の方からお話がありましたけれども上流も下流も一緒だということはまさしくそのように思います。流域という言葉を最近よく使いますけど流域全体を見てその中でどういった形の水の流れ、又水の質その周辺の環境というものを守り育てていくことがいいということを常に念頭におかないとやはり本当に長期的な目で見た対策はできないというふうに考えておりますし、又そういった際には地元の皆さまのお話を伺いながら進めていくということがとても大事なことだと、又今日痛感したところでございます。今日は本当にありがとうございました。