私が生まれたのは福島県ですが、小学校の頃からずっと足立区に住んでおりますから足立区は自分の地元です。その地元に日本で1番きたない川がある、この頃は皆様のお陰で1番きたないというんじゃないようですが、決してきれいではない川が依然としてある。これは決して自慢にもなんにもなることではありませんし、申し上げました私の立場から言えば、恥ずかしくて恥ずかしくて世間に顔向けができないようなことでございます。民間の方々の中にもこのことをとても心配して、これをどうにかしなくはならないという事で心を痛めておられる何人かの方を私は承知しております。今日は多分その方もこちらにおいででしょうが、そんなわけで綾瀬川をきれいにしようという動きは前からみればもう話にならない位大きくなっているわけでございます。綾瀬川とはどういう川なんだろうと、今も控室で区長さん始め皆さんと話をしてたんですが、いちばん川の元は山でしょ、たいがいは山からずっとチョロチョロ流れてきて川になってどんな大きな川だって川の元は山でしょ、ところが綾瀬川はどこが源流かわからない、湧き水みたいな物からチョロチョロ始まってくると平地から始まってくるというようなことでよくあれだけの水が流れてくるなと知識のない私には理解できない不思議な川で、ですからこれをきれいにするということは口では簡単に言えるけど、いざやるとなると余程むずかしい問題だと思います。しかしほっとく訳には参りません。そんなことでお役所の人もみんな一生懸命やっておりますが、それだけではたりませんで、民間の皆様方のご協力を頂かなければできないと前からこういう会が組織されてよりよい協議を重ねてまいりました。今日はその1つでございます。ご心配頂いて色々多用でしょうがご出席を頂いた皆様に対して心からお礼を申し上げたいとおもいます。どうも有り難うございました。今後共、綾瀬川をきれいにするためにどんなことでもお考えになられたことを今日大勢来ておりますからそういう人達に話をして下さい。
最後に申し訳ありませんが無様な格好でまいりましてどうもすいません。
私も年をとりましたが、まだこんなステッキをついて歩かなくてはならない程の体力ではありません。つい2週間ちょっと前から急に何の理由もないのに腰が痛くなりまして寝起きも不自由な状態でございます。歩くのも大変です。そんなわけで今日はなんかこう針を打つというお医者様が私の家に来てくださるというので、会議のなかばで本当に失礼ですか退場しなければなりません。その事をどうぞお許し下さい。それでは只今から会議を始めさせて頂きます。皆さん有り難うございました。