メッセ-ジ
総務庁長官 小里 貞利
「行政苦情救済・オンブズマン仙台フォーラム」の開催に当たり、一言ご挨拶申し上げます。
この度、本フォーラムに参加するために海外からお越しいただいたブライアン・エルウッド氏、アブドゥル・シャクルル・サラム氏のお二人、また、各地からお出でいただいた国の行政機関、特殊法人、地方公共団体などの行政苦情救済関係の方々を始め、行政相談委員や学識経験者の方々に心から歓迎の意を表します。
政府は今、行政改革の推進に最大の努力を払っているところです。国民に信頼され、時代に適応した簡素で効率的な行政体制の実現を目指して、総理自らを責任者とする行政改革会議において議論を進めており、この11月には最終の取りまとめを行うこととしております。この重要な改革の実現に皆様方の一層のご理解とご協力を賜りたいと思います。
本フォーラムは、行政苦情救済制度の課題や展望を明らかにすることにより、行政苦情救済制度の一層の充実、発展を図るものであり、国民の立場に立った国民に信頼される行政の確立の上で大きな意義を有するものであります。皆様の熱心なご参加を得て、本フォーラムが成功裏に終わることを強く期待いたします。
最後になりましたが、本フォーラムの実現に当たっての関係各位のご尽力に謝意と敬意を表し、ご挨拶といたします。