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1. 名前: Yasuo Hirooka 廣岡 康雄

 

2. 国: Japan  日本

 

3. プログラム名: KuruKuru

 

4. プログラムの特徴:

着手決定ブロック

1.捕獲探索 → 2.パターンマッチング → 3.寄せ探索

KuruKuruは、当該局面について捕獲探索、パターンマッチング、寄せ探索を順に行い、有力な着手を見つけた時点でその手を着手します。

 

1. 捕獲探索

ゲタ探索(5手読み)を実行します。探索の各局面でシチョウ探索を呼び出します。

各石について、先手/後手での捕獲の可否、先手/後手での脱出の可否を調べます。

その情報を基に、捕獲/脱出効果が高いと思われる石があれば、その手を打ちます。

2. パターンマッチング

パターン探索を行い、かなり高い確度で着手が必要と判断されるパターンと一致した場合には、その手を打ちます。

3. 寄せ探索

捕獲探索及びパターンマッチングで、有力な着手が見つからなかった場合には寄せ探索を行います。寄せ探索は、α‐β枝刈のMinMax法で、1手〜3手の先読みを実行します。

着手候補の生成は、前述のパターンを利用します。

最終局面の評価は、勢力関数による地合いの判断と石の安定度を利用します。

ここで、着手候補が発見できなかった場合、KuruKuruは、パスします。

 

5. プログラムの長所:

特になし

 

6. コンピュータ囲碁大会の記録:

特になし

 

7. プログラム入手方法:

現在は、不可

 

 

 

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