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1. 名前: Hirofumi Iwasaki 岩崎 浩文

 

2. 国: Japan 日本)

 

3. プログラム名: ぎずもご(GizmoGo)

 

4. プログラム名: (fig.1)

図1の手順により次の手を決定する。

・着手解析・・・相手の着手が自分の群に影響を与えるものか、また、影響があるとすると何を目的とする着手かを推測する。

・候補手生成・・・定石、大場の候補手を生成するとともに、着手解析の結果により得られる急場の候補手なども生成する。

・盤面評価・・・候補手より一手選び、実際に着手し、種々の評価を行う。ダメ詰まりが少ない連については、死活の評価を行う。また群ごとの眼数、厚みなどの評価を行う。さらに個々の群だけでは活きることのできない群については、周辺の群との強さを比較し、死活を評価する。

・最適解選択・・・こうして全ての候補手に対して盤面の評価を行い、最も点数の高い候補手を次の一手として採用する。

 

図1. 思考の流れ(The flow of thinking)

着手解析   Analysys of opponent move.

候補手生成  Creation of considered moves.

盤面評価   Evaluation of considered moves.

連情報更新  Update string tables.

連死活評価  Alive test by the string.

群情報更新  Update group tables.

群絶対的評価 Evaluate groups absolutely.

群相対的評価 Evaluate groups relatively.

最適解選択  Selection of the best suited moves.

 

5. プログラム長所:

未だ十分な実装はできていないが、相手の着手を解析することにより、遅れをとらない着手を行う。また、候補手を絞り込むため、一手あたりの思考時間を増やすことができる。将来的には、着手の流れを考慮した候補手を生成して、さらなる着手の絞り込みを行う予定。

 

6. コンピュータ囲碁大会における記録

特になし(No record.)

 

7. プログラムの入手方法:

未発表(Not yet made publish.)

 

 

 

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