標準間隔は、表7.4-1の4両編成の場合の値に余裕をみて、片送りき電区間では約2km、並列き電区間では約6kmとした。
(2)変電所の位置
変電所の位置を決めるにあたっては、次の点を配慮した。
(a)変電所は駅中間に設置しても差し支えないが、ここでは駅付近に設置し、取得用地及び構造物とを共用し、工費を節減を考える。
(b)整流器の単位容量は、将来の列車編成両数が4両にすると想定されていることに対応して、2,500kW程度が適当と考える。
(c)変電所の位置の最終決定は、諸条件が具体化した時点で現地調査を行って決めることが必要である。
(d)Green LineとRed Lineの今後の路線延長、及びBlue LineとYellow Lineなどの新線建設は、図3.1-5のように仮定した。
(e)Phase1においては、車両基地が設けられるBinamangalaには、基地用回線を本線から分岐するためのき電室を設ける。
Phase1での運転状況を考慮すれば、変電所はおおよそ次の駅付近に設置することが考えられる。
A変電所:RPC Layout
B変電所:Navarang Junction
C変電所:City Railway Station 近くのBus Stand付近
D変電所:Mayo Hall
E変電所:CMH Road
き電室:Binamangala
図3.1-2には、Phase1における変電所位置の概要を示した。
将来、計画完成時の変電所位置は、全線の列車運転状況が決まった時点で改めて検討する必要が