スの位置関係によってUnderslung型式,overslung型式及びコンコースが地平に位置するAt-Grade型式の3型式が検討されたが,Underslung型式が49駅,At-Grade型式が36駅となっている。
なお第一段階では全てUnderslung型式である。
Underslung型式の設計方は,前述したPC上部桁と2届式の門型ラーメンにより構成される。
プラットフォームと軌道線の平面的な位置関係は,プラットフォームを上下線で囲むセンタープラットフォーム(日本では島式フォームと呼称する)となっている。
基本的な諸元は,4両列車に対応できるようにプラットフォームの長さは125mで,幅は6.1mであり,かつブラットフオーム中心部の横幅12m縦長25mの範囲を屋根で覆うこととしている。
中2階のコンコースは各種の駅設備が配置できるように約700m2の広さとなっている。駅の仕上げにはコンクリート又は当地で生産される花岡岩を使用する。
駅には緊急時のガイドウエイよりの脱出通路がある。
全駅で利用客向けのトイレは設置しない。(駅員のみのために設置する。)
(3)エスカレーターとエレベーター
駅の標準設計例をAppendix.2.2-1、2.2-2に示す。
(a)エスカレーター
ー般的な仕様のエレベーターを乗客の利便のために設置する。したがって高架鉄道の場合は出来るだけ設置するべきである。また特に乗客が多く階段の多い駅は数を増やす必要がある。
各駅に路上からコンコースまでとコンコースからホームまで一基ずつ設置することとし特に比較的大きな駅ではエスカレーターの数を増やす。
エスカレーター設置台数
(i)Phase 1 (24駅)
階高6m(コンコースからホームまで)
1基*24駅=24基
階高7m(地上からコンコースまで)
1基*24駅=24基
追加分2基*4駅=8基
合計 32基
(ii)全システム(86駅)
階高6m(コンコースからホームまで)