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第5章 輸送計画

 

5.1 輸送計画の考え方

 

高密度運転に対応する近代的運転保安システムと、安定した輸送の確保のため列車運転・旅客サービス・事務管理・車両線路保守を含めた総合管理システムを前提に、需要に応じたキメ細かい列車運転計画を策定する。

 

5.1.1 輸送計画策定の基本条件

(1)ルート

Phase 1時とFull Phase時のそれそれについて検討する。

Phase 1 Green Lineの一部とRed Lineの一部 合計25.9km

Phase 2 全ルート完成

Red LineとYellow Lineの併用区間を持つルート案に対しては、問題点が多く、相互に支障しない別案ルートとして考察する。

(2)駅間運転時分

駅間距離以外の線路の勾配・曲線等線路条件や、加速度・減速度・列車の最高速度以外の車両条件等、運転時分算出の基本条件が不明のため、UB側が概算した各セグメント毎の運転時間を基本に、駅間距離により案分して駅間の概算運転時間をもとめた。

(3)最小運転時隔

信号システムが不明のため、UB側の希望する2分時隔が可能なものとして計画する。

(4)折り返し設備の位置

UB側が提案する折り返し設備のある駅で列車折り返しを行うことを原則とするが、必要により設備駅を変更又は新設を提案する。

折り返し駅での平面交差時隔は信号システムの詳細が不明のため、2分を一応の目安とする。

上り下りの運転時間は同一とした

 

5.2 Phase 1の運転計画

(1)Route

 

 

 

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