[団体名]社団法人大阪自然環境保全協会
[代表者名]会長 高橋 理喜男
[活動紹介](里山委員会・八尾神立グループに関する活動)
平成5年12月3日〜5日-主催 大阪自然環境保全協会
里山・田園環境保全プロジェクト-保全技術実習-
代表 大阪府立大学農学部 重松先生
平成6年2月18日-受講生参集・神立里山保全プロジェクト発足
3月19日-第1回里山保全活動(神立地区共有林)
6月25日-日英合同・里山田園保全ワーキングホリディブレシンポジウム
8月5〜15日-日英合同・里山田園保全ワーキングホリディ
10月29日-第2回里山保全活動(神立園地-八尾市の管理委託地)
平成7年4月29日に第3回里山保全活動を神立園地で実施したのを手始めに7/23・第4回、9/16・第5回、12/2・第6回を実施した。
平成8年は、3/9・第7回、5/25・第8回、7/27・第9回、9/28・第10回を神立園地で実施。10/26・第1回、12/7、8・第12回を新しく増えた第2フィールドで実施した。
平成9年はフィールドが更に増え、神立園地を第1フィールドとし第4フィールドまでを里山保全活動の場所とする。3/22・第13回、4/29・第14回は第1フィールドで、5/17・第15回は第2フィールド、6/7・第16回は第4フィールドで里山保全活動を実施した。7/26・第17回は第1フィールドは中止。
[私達の自慢]
1、 地域のつながりを大切にしてきた。
地区長はじめ地主には活動届けを毎回毎回届けたり、事あるごとに農作業中をねらって、地域の方々との話し込みに時間をかけてきた。
2、 八尾市みどり室との連携を蜜にしてきた。活動届けを毎回提出し、機関紙「神立里山保全プロジェクト便り」の印刷を依頼したり、活動後は結果報告に出向いて、つながりの増進を図ってきた。
3、 里山保全活動を次世代に引き継ぐような活動をめざしている。小学校5、6年以上なら、家族で活動に参加できる事を推し進めている。
4、 小島をはじめ、獣が保全活動地に戻ってきている。花木を覆っていたツルをのぞき、幹を間引いて空が見えるようになり、通風もよくなった現在のフィールドへは、コゲラやイタチが帰ってきている事を確認している。
[私達の悩み]
1、 これ以上フィールドが増えないように、八尾市みどり室にお願いしている。地域の共有林から出発した私達の里山保全活動が、現在では4ケ所のフィールドを持つようになった。そのため、管理計画を立てて、全てのフィールドにかかわれるように試行中です。
2、 経済的な悩み。自由に参加できる事を目標にしているため、会組織にしていないので会費は徴収しておらず、当日の参加費だけで賄っている。一度里山保全活動に参加した人は、名簿が残り、活動のたびに案内する。不参加者には機関紙を郵送して、再度の参加を促すようにしているため、郵送料の負担が大きい。