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[団体名]天合峰野鳥調査グループ

 

[代表者名]粕谷和夫

 

[活動紹介]

オオタ力が営巣する八王子市西部の川口丘陵の一角、標高200〜300mの天合峰を主峰とする地域約170haは8本の沢を含む典型的な里山である。住宅・都市整備公団は、ここを切り開いて「先端産業の研究団地・川口リサーチパーク」を造成しようとしている。1993年にオオタカの営巣が確認されてからは、アセスメントが中断されているが、予断を許さない状況にある。開発側だけの調査に待つのではなく、市民側も科学的なデータを持つ必要があり、ここを「自然に満ちた里山公園」に計画変更を要請するための資料を得るために市民自ら調査結果を取りまとめ、公開するために「生きている里山・天合峰の野鳥達(仮称・目次案別紙)」の発行を行う。

 

[私たちの自慢]

ここにはオオタカの他、ハチクマ、サシバ、トビ、フクロウ等の猛禽類やサンコウチョウ、エナガも繁殖している。天合峰は住宅・都市整備公団による川口リサーチパークという開発予定地にもなっているが、オオタカの営巣発見によりアセスが中断されている。ここを「自然に満ちた里山公園」に計画変更の要請をするための基礎資料を得るために調査グループを設立し、活動を行っているものである。

 

[私たちの悩み]

住都公団が「川口リサーチバーク」の計画を撤回したわけでないので、この開発計画または類似の計画がいつ再燃するか不安である。

オオタカの営巣を守るため、多くの一般の人の立ち入りができないこと。

 

 

[団体名]西多摩自然フォーラム

 

[代表者名]久保田繁男

 

[活動紹介]

東京都の西、青梅・日の出・あきる野市の里山地帯を中心に、休耕田の復元・炭焼き・雑木林の管理・自然教室などの実践活動。オオムラサキ・オオタ力・サンショウウオなど動植物の調査研究活動。経済・法制度・建築技術の研究活動等、人と自然の共生に関わるありとあらゆる分野を調査・研究・実践している。

 

[私たちの自慢]

会員の中に動植物、農林業、炭焼き、自然教室、経済、法制度、建築、デザインなどのハイ・アマチュア、プロが一通り揃っており、知識・技術面が充実している。地元の農家、自治会、林業組合などとの関係が深く、フィールド、指導者などには事欠かない。

ざっくばらんな会風であり、人間関係の煩わしさが全くない。

 

[私たちの悩み]

たいして悩みはないが、情報発信の拠点となる事務所が欲しい。

 

 

 

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