[団体名」
日本野島の会いわき支部
[代表者名]
支部長 藤 井 民 二
[連絡先]
[活動紹介]
いわき支部は福島県南端の太平洋側の茨城県と接し、日本で最も広い広城多核都市(1228K?u)で60kmの海岸線と阿武隈山地を有する「いわき市」をエリアとする支部である。
年間行事は24回月平均2回の割合で、支部行事は全て会員及び市民を対象とし野鳥を中心とした観察会を開催している。観察会は海岸郡ではシギ・チドリ観察会、鮫川・夏井川河口探鳥会国指定天然記念物「照島ウミウ」観察会、コシアカツバメ観察会等を、里山では月例石森山自然観察調査会、ガン・カモ調査会、フィールドボランテイア活動、親子ふれあい探鳥会を開催している。
特に石森山自然観察調査会はいわき市の代表的里山である石森山生活環境保全林(面積85ha、遊歩道総延長10,150m)を中心とした東西6km南北5kmの地域で、毎月第3日曜日に実施し、いわき支部の重点フィールドとして観察を行い、自然環境の体験学習の場として活用している。この石森山生活環境保全林については、いわき市が管理しているが地理的条件として市街地に近く市の中心部に位置し、里山としての自然環境が豊かであることから市民のための里山の自然観察体験学習の拠点となるネーチャーセンター設置の働きかけをめざして活動している。
[私たちの自慢]
1. 海岸部、河川、山間部と多様な自然環境に恵まれている。
・海岸、平地部は年間を通して温暖でほとんど降雪がなく、通年バードウオッチング等の自然観察ができ深島場所のレパートリーが広い。
2. 自然(鳥獣、植物、昆虫、地質)を関連づけて観察する。
・石森山生活環境保全林を中心に、自然環境をトータルに観察することにより望ましい野鳥の生息環境を理解し自然環境保護に役たてる。
3. 市民及び他の自然観察団体、小中学校、市、公民館、報道機関等との連携を深め開かれた活動と専門的調査活動が有機的に機能するよう計画活動している。
・会報及び報道機関、小中学校を通して行事案内を行い、一般市民小中学生の参加を歓迎し野鳥のすめる街づくりの会、いわき地域学会自然部会「植物、動物、昆虫、地質部」との共催による行事開催を進めている。
[私たちの悩み]
1. 支部役員のほとんどが勤務しながらの活動であり、時間的余裕が厳しい。
2. 会員及び市民の希望により、活動が充実することは喜ばしいことであるが、経済的確立と担当者の負担が加重になりがちである。
3. 行事によっては参加者が少なく増加を図る方法に苦慮する。
4. 参加者に若手(20才台〜30才台)が少ない。(子育てと自然への関心)