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察・しいたけ栽培等も合わせて行っている。また、地元の古老からは地元の歴史や生活の知恵から生まれた山仕事の手ほどきを受けたりしている。

昨年度は8回の活動で、延べ186名の参加があった。本年は、9回予定している。運営は、16名の運営委員で行っている。

活動案内は、大阪自然環境保全協会の機関紙「都市と自然」、大阪市の「なちゅらる」や、行政発行の「八尾市市政便り」、民間紙の「ピコ」等で行っていて、在籍者個々への案内もしている。そのため、参加者は、八尾市・大阪市・堺市・尼崎市・豊中市・高槻市・東大阪市・奈良市・大和郡山市と広い範囲に及んでいる。機関紙「神立里山保全プロジェクト便り」を活動ごとに発行し20号を数える。しばらく顔を見せない方々にも郵送して、参加されたときにハンディを感じないようにしている。

4年目を迎えた本プロジェクトは、地元の方々から活動実績が認められ、活動地が4ケ所になった。そのため、本年4月から計画的に入らなければならなくなった。最低の里山保全の目標を決め、どのフィールドも公平に手を入れ地元の方々の期待を裏切らない里山保全活動を目指している。

みどり室には、動力草刈り機を借りたり、手持ちでない道具類を借りたり、印刷物のすべてを印刷してもらったりで、随分協力をしてもらっている。今後も行政と協力して八尾市全域の里山に広げるよう活動を継続していかなければと考えている。

最寄りの駅は、近鉄大阪線の山本駅(準急停車)乗換え、信貴山線服部川駅下車、北東方向に水呑(みずのみ)地蔵をめざし山道を歩いて40分ほど。活動時には、参加者の車で自動車通を使い移動している。 (平成9、10、20、改)

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