から話を聞いている」人の割合が高い。社会福祉系では「ポスターやチラシ、掲示等に注意している」人の比率が高く、服飾系では「専門学校の進路指導室の資料をみている」「専門学校での説明会に参加している」人の割合が高い。簿記・会計系においては「企業等が行う説明会に参加している」「公共職業安定所、学生職業センター、民間企業、新聞社などで行っている合同説明会に参加している」人の割合が高い。そしてマスコミ系では「新聞・雑誌、テレビ・ラジオで情報を集めている」「先生から話を聞いている」人の割合が高くなっている。
希望する働き方と情報収集との関連を、図表2-17で把握してみると次のようである。「官公庁や企業に就職したい」人に、「進路指導室の資料」「企業の就職説明会」「安定所等の合同説明
会」を利用している人が多い。また「いずれは家業を継ぎたい」とする人には「親や親戚から話を聞いている」人が多い。「会社や組織に拘束されないフリーな立場で仕事をしたい」人については、「進路指導室の資料」「先生の話」を利用している人が多くみられる。「自分に合う仕事を見つけるまで、フリーターやアルバイターをしていたい」人では「仕事以外にしたいことがあるので、フリーターやアルバイターをしていたい」人に「ポスターやチラシ、掲示等に注意している」人が多くなっている。
(3)役立つ情報源
就職や進路選択に当たって、役立つ情報が得られたり、相談できる人は誰かを図表2-18でみてみよう。ここでは、「就職部の担当者」が43%と最も多く、以下、「学校の先輩・友人」が41%、「教師」が30%、「家族・親戚」が25%と続いている。
性別との関連で情報源などをみると、男子では「教師」の割合が高く、女性では「学校の先輩・友人」「家族・親戚」の割合が高くなっている。
専門分野との関連における特徴をみると、土木建築系、社会福祉系、簿記・会計系では「家族・親戚」の割合が高く、栄養・調理系では「教師」の割合が高く、服飾系では「学校の先輩・友