日本財団 図書館


「希望の就職へのステップ」(64.3%:35.1%)の割合をとらえると、「将来有望な分野か」の回答と類似した傾向をみることができる。

 

5. 現在の生活の満足度

こうして入学してきた学生は、現在の生活にどのような満足を感じているのであろうか。それを入学動機からみれば図表2-9のようである。

全体からみると「友達ができてよかった」(36.7%)、「好きなことが勉強できてよい」(29.6%)、「高校より勉強が面白い」(10.8%)という点では満足している様子がうかがえる。ただ「資格が取得できそう」(10.4%)となると、やはり低い数値といえるであろう。このなかでも「免許・資格の取得」は、「資格が取得できそう」(21.1%)であり、「友達ができてよかった」(41.6%)という点で、目的動機の中では最も数値が高い。「友達ができてよかった」は、「すぐ就職したくなかった」(46.7%)、「他に行くところがなかった」(41.7%)、「学生生活を送りたかった」(44.8%)などの理由動機で高い。

039-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION