第3節 就業をめぐって
1. 将来の就業形態の希望
現在アルバイトを探しているのは上述のような理由であるとして、将来的にはどのような就業の希望を持っているのだろうか。アルバイトという働き方を将来的にも希望するとしたらどのようなことからであるのだろうか、という関心から次の質問をしてみた。
「あなたは、将来どのような形で働きたいですか」、回答の選択肢は以下の8項目であるが、?@いわゆる就職、?A自営、?Bアルバイトを続ける、?C未定である、に分けることができる。2項目まで選ぶように求めたが、平均して1.3項目を回答している。項目間で正の相関はみられない。つまりあれもこれもという選択はなされずに、?@から?Cのカテゴリーのひとつを選んでいる者が多いということになる。
1 企業や官公庁に就職したい
2 いずれは家業を継ぎたい
3 いずれ自分で店を持ったり、商売や事業を始めたい
4 組織や会社に拘束されないフリーな立場で働きたい
5 自分に合う仕事が見つかるまで、アルバイターやフリーターをしていたい
6 仕事以外にしたいことがあるので、アルバイターやフリーターをしていたい
7 まだ決めたくない
8 その他