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?G選挙関連

選挙に関する処理システムである。主なサービスとして、投票所の設置、投票所の開場と閉鎖、内務省が定めた時間内での投票者の流れの管理、投票の計算、統計作成 資料印刷などがある。選挙関連のオンライン処理は1984年から開始された。処理管理はCEUが担当し、プログラムのメンテナンスはセルコープ社が1991年7月1日より行っている。

?H公共サービスの利用

市の公共サービス(電気、ガス、電話)の管理システムである。処理管理及びプログラムのメンテナンスは市が行っている。

?I基地戸籍

墓地に関連するサービスの管理システムである。主なサービスとして、墓地の登録、認可業務の管理及び資金の管理などがある。SICR(ローマ墓地情報システム)に関する処理は1989年に開始された。処理管理及びプログラムのメンテナンスは市が行っている。

?J行政措置の管理

行政措置に関連する管理システムで、1990年1月1日から開始された。

?K税務

?L資産管理

?M市立図書館の管理

?N都市調整計画

?O個人情報管理

 

4 情報システムを利用したサービスの概要

 

?@市民に身近なところでサービスを提供

ローマ市では、市民に対して身近なところで行政サービスを提供できるように、市内の各地にサービス拠点としてチルコスクリツォーネ(Circoscrizione)と呼ばれる施設を設置している。テルコスクリッォーネは、市内に25個所設置されており、市民の出生、死亡、婚姻の届け出窓口としての機能を担うととや)に、情報システムを利用してオンラインで各種証明書を発行している。25の施設には合計で150台の端末が設置されている。ローマ市役所全体での各種の業務系端末は、合計2,000台が設置されている。

市内25個所のチルコスクリツォーネでは、年間の合計で300万件にのぼる住民登録証明を始め各種の証明書を発行している。イタリアでは、自動車の購入、小学校の入学、税金の申告など、市民生活の様々な場面で行政が発行した住民登録証明を始めとした様々な証明書の届け出が必要とされている。そのため、各種証明書の発行に係る住民サービスを向上させることが大きな行政課題となっている。そこで、ローマ市では、サービス拠点であるテルコスクリツォーネにセルフサービスと呼ばれる端末を

 

 

 

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