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3 -人1パソコン(GAIBパソコン)体制

 

(1)GAIBパソコン導入状況

GAIB構想に基づき導入し、ネットワークに接続されたパソコンを、県ではGAIBパソコンと呼んでいる.前にも述べたようにGAIB構想は、「ふるさと・岐阜」について、全ての職員が共通の理解と情報を持つことにより「日本一住みよいふるさと岐阜県」を実現するということから、個々の職員により電子化された情報を勤務場所や職階に関係なく、いつでも、どこでも、誰でもが利用できる環境を整備することだった。これを実現するためのキーワードが「情報の共有化」であり、GAIBパソコン及び最新のグループウェアの導入である。平成8年3月に、3,416台のGAIBパソコンを導入した。職務遂行上必要な職員に配布するということで、係長クラス以上は全員と、係に数台程度を配布した。平成9年度には、 968台を導入し、知事部局では約二人に2台の整備状況となっている。(表-1、表-1-1)

 

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(2)研修等

「情報の共有化」を推進するためには、GAIBパソコンやグループウェアの利活用を促進していくため、全ての職員に対してパソコン操作やグループウェアの研修が必要であった。このため、パソコンをあまり使ったことのない幹部職員から始めることとした。これは、ノミソコンは便利なものということが理解され、上司が使うようになると職場全体が使わざるを得ないような雰囲気が生まれることを期待したこと、また、研修時期を一般職員に先だって幹部職員のみで行うことで、パソコンに抵抗感の少ない若手職員に気後れすることのないように配慮した. 56台のGAIBパソコン

 

 

 

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