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?A最新グループウェアの導入

?B非定型(文書型)データベースの導入

?C時事通信社の行財政情報システム(JAMP)の導入

 

2 RENTAIの再構築

 

(1)経緯

平成2年12月から、RENTAIが稼働し、県の全所属(約410箇所)に1台の財務端末(財務会計などの業務を処理するデスクトップ型パソコン)を設置し、その中で財務会計システム、電子メール及びクライアントサーバ型のデータベースシステムが稼働していた。

しかし、梼築時期が早く、技術的に未成熟な時期にネットワークを構築したこともあって、徐々にいくつかの問題点(レスポンスの遅さ、サーバ、パソコン等の老朽化、プロトコルの問題等)を抱えるようになったため、これを改善するためにネットワークの再構築、財務端末(デスクトップ型パソコン)等の更新が求められていた。

(2)更新の概要

当初は、問題点のみの角卒消を目的に進めていたネットワークの再構築計画であったが、GAIB構想が示されたことにより、再度計画を見直すこととなった。

その際にノート型パソコンを職員の机上で利用することを想定して採用したのが無線LANである。LANを無線化することで室内配線がいらなくなり、既存の建物にLANが簡単に敷設できることや、組繊改正による部屋の移動、職員数の変更等があった際にも柔軟に対応できることなど多くのメリットがあった。現在3,603台の無線LANが問題なく稼働している。

 

 

 

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