このように、2000年を境にして、国内外において衛星ネットワークによるスーパーハィウェイの整備が進められてくるものと想定される。

　

(2)通信機能一体型携帯情報端末

データ通信機能を売り物とした、新しい携帯情報ツールともいえるPHS一体型PDAなどの機種の開発も盛んに行われており、現在、数社から発売されている。1台で情報の入出力ができ、またPHSによる送受信が可能な点から、新たなPDAのカテゴリーを形成しつつある。

1997年中には、携帯電話一体型PDAの発売も計画されている。携帯電話のカバーエリアの広さ／移動中の通信可能／整備中のパケット通信サービスなどの利点を活かせるPDAであり、今後の動向が注目される。

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