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ならないと、私ども職員一同、考えているところでございます。

次に、新空港開設の意義というところに触れてみたいと思います。かつて私が韓国に駐在いたしておりましたころ、日本全国の港や、あるいは空港、そういうところから、知事さん、市長さんを初めいろいろな財界の方々、非常に大勢の方々が韓国を訪れて、熱心に海運航路あるいは航空路線の開設のための運動、ポートセールスをされておりました。大変強い印象を受けました。一方、この関空というところを考えてみますと、関西という非常に巨大な経済圏を背景としているために、黙っていても相手方の方から路線開設希望が来ます。ほかの地方空港から見れば大変うらやましい状況にあろうかと思います。このような航路の開設は、その地域にとって、経済、社会、文化、あらゆる面におきまして大きな有形無形のプラスの効果をもたらすということは言うまでもございません。恵まれ過ぎているとありがたさがわからなくなるということもあろうかと思います。この機会に、それぞれのお立場で新航路の開設がどのような意味を持つか、考えてみるのも意義があろうかと思います。

最後になりますが、今後の課題というところに少し触れさせていただきます。以上ご紹介しましたように、多くの方々のご理解とご協力のもとに、現在のところ関空は比較的順調に成長してまいりました。しかし、これからは課題が山積みされております。その最大のものが?期事業の推進です。今後ますます増大します航空需要に対応して、本格的な国際ハブ空港を実現するというためには、現在の滑走路1本ではどうしても限界がございます。現在、2007年の2本目滑走路の供用開始を目指してさまざまな努力をいたしているところでございます。国にも1000億以上の膨大な予算要求をしているところでございます。しかし、公共事業費削減、あるいは中部国際空港建設の予算要求、これとのバッティングというようなもろもろの問題があり、環境は極めて厳しいというところでございます。また陸上ルートの解決ということもあります。いずれの問題も大変難しい問題で、国、自治体、経済界などが熱心に取り組んでおられます。しかし、その解決のキーとなるものは、地元住民1人1人の関空に対する熱意であるということは申し上げるまでもありません。どうかこの機会をおかりいたしまして、皆様方のご支援とご理解とを節にお願いする次第でございます。

 

○阿部

ありがとうございました。思っている以上に関空自身が、その基本的な国際空港あるいは国際ハブ空港としての特徴を生かしながら順調に発展しているというお姿を業務部長のお立場からおっしゃっていただきますので、私たちは非常に心強く思えます。

続きまして、 JTBの高崎さんから、ツーリストエージェンシーとして今日の観光交流の現状と、その中で最新動向としてピックアップしてみたいなというふうなことがございましたら、ぜひご紹介いただけたらありがたいと思います。よろしくお願いします。

 

○高崎

JTB関西広報室の高崎と申します。本日はこのシンポジウムに参加させていただくことができまして、大変光栄に思っております。どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

自己紹介にかえまして、我が国の観光交流の現状と最新動向ということで少しご紹介をしたいと思うんですが、日本人の海外旅行者数、これはもう皆さんよくご存じの方が多いんだろうというふうに思うんですが、1996年、去年、1669万人ということ

 

 

 

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