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長男も社会人になり、これから主人と二人での生活である。

これからは、自分の時間も大切にして、何かしなくては、と思っていた時テクニカル工房の事を知った。まず工房を見学させてもらい、施設長さんの話を聞いている間に、私の来る所はここだ!とすぐに思った。

出来る人が出来るだけの力で皆で力を合わせ作業する。もちろん職員さんの力をかりながらではあるけれども、その人の知識、能力を出せるので、素晴らしい工房である。家庭にいたのではこうはいかない。私は皆で力を合わせて一生懸命に頑張れる工房が大好きだ。皆の顔をみるのも大好きで、工房に行ける幸をしみじみ味わっている。

テクニカル工房が出来る迄にいろいろな方々にお世話になった事だと感謝致します。工房の一員になれた事、これからの私も楽しみです。

最後に障害のある人の少しでも多くの人がこの工房の楽しさを知ってほしい。

仲間で工房がいっぱいになり、第二の工房が出来るぐらいになってほしいです。

 

テクニカル工房にて・・・

交流と技術をもちたいと思って入所した工房です。

“百聞は一見に如かず”と開所式前に施設内を案内していただき、やっていけるかなと言う気持ちと行きたいと言う気持ちが同時に頭の中にうかび思い切って入所してよかったと思っています。それが今、実現しつつあると言うのはおおげさでしょうか。

しかし、事実ですからどうしようもありません。

いま、私にとってテクニカル工房は、なくてはならないものになりました。

果たしてどこまでやって行けるのかわかりませんが、自分なりに一生懸命やっていくことが大切だとおもいます。

部屋にとじこもって本ばかり読んでいたころとはくらべものにならないほど、毎日がとても充実しています。“一生懸命”この言葉が私の心の中の格言になってしまいました。テクニカル工房は心のよりどころです。

 

 

 

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