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28世帯のうち、農家(林家)は19戸を数える。専業農家は1戸、第1種兼業農家10戸、第2種兼業農家は8戸である。1戸当たりの農地面積は、水田51アール、畑7アール、樹園地44アールである。

教員世帯を除く24世帯について、農業以外の就業状態を、世帯別に示したのが、 表4である。65歳以上の者だけの「老人世帯」は6、65歳以上の者がいないが世帯 1、残りの17世帯は65歳以上の者と以下の者から構成されるもの、となっている。 65歳以上の者だけの世帯のうちの1世帯は、集落唯一の専業農家である。恒常的な 農外就業は主として30歳台の者に限られている。安定した所得源としての農外就業と他の家族構成員の農業就業とによって家計が成り立っている。

 

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(3)今後の見通し

比較的安定した経済基盤があるため、長男は殆んどUターンしており、自治公民館活動が活発である。すでに記した夜神楽の保存には保存会(3集落の13名で構成)が当たり、学習部の英会話教室の開催や海外派遣、体育部のソフトボール・婦人バレーボール、高齢者のミニバレーボール・ゲイトボール・綱引き、産業部の農業講演会開催や先進地視察などがとり組まれている。

 

 

 

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