激減にともない現在は実施していない。
このような中、農業を今後とも集落の基幹産業として振興していくために、魅力とやりがいのある職業となるよう、農家後継者の育成を基本において新規作物の導入等、支援を進めているところである。
?A その他の特徴
昭和61年から、英語村として大菅集落を中心にした地区民総参加の国際化活動を推進。自治公民館を教室とした、英会話教室の開講をはじめ、公共施設などの案内板を英語表示するなどの取り組みを行い、当集落(地区)活性化の大きな原動力となった。こうしたことが、日之影町のモデル公民館としての指定・宮崎日日新聞社賞等の結果に結びついたところである。
また、文化意識の高い集落でもある。本町に古くから伝承される夜神楽を継承され、毎年12月中旬に実施。後継者不足に悩まされる学校・地域が一体となった活動を展開されている。
(2)人口・世帯と就業状態
世帯数28は、この20年間に、独居女性老齢者が延岡市の息子の許に転居して1世帯減少しただけで安定している。平成6年度〜8年度の人口動態を表2に示した。但し、集落内に教員住宅が4戸あり、そこへの転出入がしばしばあるため、世帯数や人口の若干の増減がある。人口の年齢構成を表3に示した。老齢化率は26.9%で、町全体のそれの28.4(平成7年と比べて若干低い。0〜14歳人口も2割を越えており、表2にあるように出生もある程度見られるので、人口構成も落ちついたものとなっている。