これに対して定年退職者が余生を故郷で送る目的で転入してくるケースは表5―(3)に見るように、4つあった。人口の高齢化は、このような形でも進むのである。町外で過ごしてきた高齢者が、町に住む子に扶養してもらうのに転入したケースが2つあるが、これも人口の老齢化につながる。50歳以上の者の転入は、この2つの理由のいずれかによるものなのである。なお、扶養してもらうための老齢者の転出は1ケースあった。
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