昭和35年から平成7年までの人口の推移は次の表の通りである。

これによると、昭和50年あたりまでは10%を超える人口減少率だったが、その後減少率はやや低下しつつある。しかし、近年ふたたび減少率が上昇し、平成2年〜平成7年の間では、10%を超えてきている。
同じく高齢化率の推移は、次の表のような状況である。

高齢化率は年々上昇しており、平成2年では3人に1人、平成7年では5人に2人が65歳以上という超高齢化社会となっている。
(4)土地利用
地目別土地面積をみると、耕地面積がここ5年で10ha以上減少しているのがわかる。

(5)産業の状況
次の表は産業別就業者数の推移を現わしたものである。かつては第1次産業が主体であったが、昭和50年以降、第1次産業に替わって第2次、第3次の各産業の就業者数が伸びてきている。しかし、昭和50年代後半からは第2次、第3次産業とも就業者数の減少に転じている。
村内の産業としては、稲作を中心とする第1次産業の衰退の後、基幹となるような業種は育っておらず、基盤は必ずしも盤石とはいえない。
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