■全集落を対象とした調査
・集落別の人口、世帯数、地域区分、役場までの距離等
・今後の動向と再編整備の必要性について
(7)本調査における集落の定義
本調査における集落は、住民生活の基礎的な単位であり、市町村の行政においても基礎的な地域単位として機能する集落とした。
市町村によっては、このような集落を「行政区」「行政集落」等と称しているところもあるが、住民生活の基礎的な地域単位であれば、すべて調査対象の集落として扱うこととした。
またこの集落の区域は、多くが農林業センサスにおける「農業集落」の区域と一致すると考えられるが、小規模集落、大規模集落等で区域が一致しない場合もあることを付け加えておく。
(8)集計上の前提条件と報告書の表現内容
?@ グラフの地区区分について
グラフの表側における「地域区分」については、基本的に農林業センサスにおける地域区分で集計した。地域区分の詳細についてはこのあとの一覧表を参照されたい。
?A 質問項目の単数回答と複数回答
調査結果は、単数回答項目については「帯グラフ」、複数回答項目については 「棒グラフ」で表現している。
?B 「帯グラフ」の表記について
「帯グラフ」で表現した設問間クロス結果において、表側から「不明」の構成 比(%)を除いている。このため、表側の合計数が母数(N)と一致しない場合 があることを付け加えておく。また項目によっては、表側内容を一部省略したグラフもあり、その場合の表側合計も母数(N)とは一致しない。
?C 調査の前半・後半での母数の不一致について
今回のアンケートでは「集落の推移についての調査」(前半)と「全集落の現況 についての調査」(後半)の2種類を実施している。双方の間で「回答数の不一 致」が見られるので、ここで解説しておきたい。