以上が音響にかかわる上において、最低限必要とされる予備知識です。実務上で役に立ててください。
つぎに、『音』の仕紅み、『音』の伝達、『楽器』音源の構造、について概要のポイントを列記します。
(5) 音の仕組み
イ.音の伝達
・音は空気の振動である
口.音の3大要素
・音の高さ
・音の大きさ
・音色
ハ.音の時間的変化(エンベロープ)
ニ.楽器の分類、発音構造
■弦楽器群
擦弦楽器 弓で弦をこするもの バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス等
撥弦楽器 弦を弾くもの ギター、マンドリン、ハープ、チェン等
打弦楽器 弦を叩くもの ピアノ、民族楽器
■管楽器群
木管楽器 単弁構造 クラリネット、サックス等
複弁構造 オーボエ、ファゴット、等
無弁楽器 フルート、尺八等
金管楽器 有弁楽器 、トランペット、トロンボーン、ホルン、等
■打楽器群 太鼓の類 スネアドラム、ティンパニー、グランカサ等
金属の類 シンバル、チエレスター、グロッケン、等
■電気楽器 ピックアップ エレピアノ、エレキギター、エレキベース等
サンプリング シンセ、シンセ音源、シンセドラム、等
等、おおまかな分類が出来ます。楽器の音の特徴は、倍音成分の有無、音の立ちあがりの変化、音のうなり成分、の性格によって形成されています。