日本財団 図書館


これでは大変ですので、よく使われるものを表にデシベル換算をまとめていますので、利用して下さい。

122-1.gif

以上が音響にかかわる上において、最低限必要とされる予備知識です。実務上で役に立ててください。

つぎに、『音』の仕紅み、『音』の伝達、『楽器』音源の構造、について概要のポイントを列記します。

 

(5) 音の仕組み

イ.音の伝達

・音は空気の振動である

口.音の3大要素

・音の高さ

・音の大きさ

・音色

ハ.音の時間的変化(エンベロープ)

ニ.楽器の分類、発音構造

■弦楽器群

擦弦楽器 弓で弦をこするもの バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス等

撥弦楽器 弦を弾くもの ギター、マンドリン、ハープ、チェン等

打弦楽器 弦を叩くもの ピアノ、民族楽器

■管楽器群

木管楽器 単弁構造 クラリネット、サックス等

複弁構造 オーボエ、ファゴット、等

無弁楽器 フルート、尺八等

金管楽器 有弁楽器 、トランペット、トロンボーン、ホルン、等

■打楽器群 太鼓の類 スネアドラム、ティンパニー、グランカサ等

金属の類 シンバル、チエレスター、グロッケン、等

■電気楽器 ピックアップ エレピアノ、エレキギター、エレキベース等

サンプリング シンセ、シンセ音源、シンセドラム、等

等、おおまかな分類が出来ます。楽器の音の特徴は、倍音成分の有無、音の立ちあがりの変化、音のうなり成分、の性格によって形成されています。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION