こういう提言した訳です。
それから、この二番目の持ち込み器材の管理は出来ているかというのはどういう事かと申しますと、例えばですね、こういう事がありました。例えば、ツアーで回っていましてコードのネジが弛んでそこから熱をもって火が出たというような事、それから器材がとても古くなったり、それから新しい器材ですけど、毎日吊ったり外したり吊ったり外したりしてますから何処かおかしくなっている、だから、そういう持ち込み器材は一応確かめてですね、ちゃんと点検出来ているかという事を、ツアーに来た照明さんのチーフにですね、やはり私は言ってほしいと思います。で、実際いろいろなトラブルがありますから、ですから、照明ご存じの方は分かると思いますが、それは二又コードだった訳ですけども、そういうにビスが外れて弛んでいて、そこで点灯している間に熱をもって火が出たんです、所がその日幸い電源車で電源取ってましたので電源車のほうへ連絡してその回路だけ落として、持ち込み調光卓のほうでその回路をすぐに落としたから、大事には至たらなかったのですけれど。これが会館の回路を使ってたら、おそらくあの回路は何番、例えばサエペンション何番の回路から取っているのかというのが、恐らく会館の方は分からなかったと思いますね、だから、これは非常に危険な事で、他にまあ、その業者にやはり、一遍兎に角、そのツアーが終わったらですね、仕込みの前に点検してそれから吊り込む位のような、その為に吊り込み時間が延びても仕方がないじゃないですかと、それ位の事をして安全という事を考えて貰わないと、この最近、パーライトですね、パーライトというのが非常に軽くて便利だから沢山使用されいてます。ところが、あれ熱が直接ボデイに伝わるのが他のスポットより強い訳ですね、強いというより早いといいますか。それから、つまり電球がボディに或いは、レンズがなくて電球がシールドビームの電球ですから、それがボデイに直接接触しています、だから熱の伝導も早いしそれから放熱の状態が、あれは前にレンズがないから放熱が良いと業者は考えているようですけれど、けして放熱よくないですね、だからあれがカーテンなんかに接触してカーテンを焦がすというような事故は、これはもう全国でいっぱいあります。で、これは大げさにならないだけであってまあカーテンの焦げたのを弁償するなり、それは主催者が弁償するか、その照明業者が弁償するか知りませんけれども、だからそういう事ですね。
それから、要するに、ツアーの恐いのはそういうとこです、つまり先程言いましたようにコードのビスが弛んでいて、これは絶対熱もちますから、長時間点灯していますと必ず熱もちます。この熱の間だったたらいいんですが、これが発火するような事になりますと、これは大変な事になりますね、ですからねそういうふうに、やはりただ単に管理で搬入するのを眺めておるんでなくて、ちゃんと、コードの整備出来てますかとか、この器具の管理出来てますかと言う位の勇気を出してですね、そして、言ってもらわないといけないと、それから、もしそういう小さい事故があったら厳重にそこの業者なりに言ってもらうという事ですね、それから、その次に、調光器と調光卓の管理は出来ているかと書きましたけれど、これは、つまり先程ちよっと触れましたけれども、例えば、絶対これは外部のものには使わせないとされているのか、それとも、オープンにされているのか、それによって違います。それからこの調光卓、調光器というのは、調光器ユニットというのは、ほとんどどこの会社でも一緒ですけれども、調光卓のシステムというのは、これは会社によって随分違います、A社B社C社それぞれそこの会館のいわゆるパターンに合わせて、そして一つのプログラムを組んでくる訳ですから、例えば記憶が入っているとか入っていないとか、それから、所謂、手動で出来るか、出来ないかとか。それから、例えば、直点灯が調光卓を通さないと直点灯が出来ないとかですね、色々あると思います。だから、そういう事の管理状態といいますか、そういう簡単な、つまり、操作はやはり習得しておいたほうが、私は良いんじゃないかと思います。で、そうでないと、例えば、作業灯ひとつ点けるのでも、こんなの分かってるわいと、いう方もいらっしゃると思いますけれども、しかし、やはり作業灯と切り替えだとか、そういうふうな事が必ず付いてますから、そういうふうな。それから、先程言いましたようにパッチングしないと点灯しないと、非常に不合理といえば、不合理ですけれども、しかし、そういう調光卓が入っている所が、いま随分あります、地方へいきますと。