これは一つの極端な例ですけれど。まあ、それでもですね、やはりー度ぐらいは稽古見にいって、やはり、その雰囲気を感じてあげてそして、何かこうされたらどうですかと、言う位の、お師匠さんと話たらどうですかと、いうふうな話もしました。だから、要するに、彼ら若い人達といいますか、皆さん方も若い方お見えになりますけれど、非常に技術管理という、特に照明、技術管理の中の照明という事は、なんといいますか、退屈な、その日、朝9時から出てですね、晩、本番が夜あるとすると、昼から出て晩まで居るか、取り敢えず会館の器材を傷つけないかとか、そういった事を見てればいいんだと、というような事でね。
で、関西のほうは、いろんな形があります。ただ単に、管理業務を受注している、そこに派遣されている人は、兎に角、そこに居るだけというのがあります。で、調光卓も何も一切相手、そこに来た人達に、操作させるという形のところもありますし、それから調光卓は一切こちらでやりますと、その他は全部皆さん方でやってくださいと。それから、前もってここの会館の器材を使うなら、何をどれだけ使うのかという事を前もって申請してくださいと、という事でやっている。まあ、やり方そのものは、所謂照明一つとりましてもですね、その単に管理業務といいましても照明のやり方、照明の管理業務のやり方が非常にマチマチですね、だから、それでは何か、例えば、公文協で統一したら良いのかというと、そういう訳にもいかないので、それぞれの会館の立場、それから、そこの会館の成り立っている条件ありますね、まあ、例えば、市の直営、町立、町が直で運営しているとか、で、それから非常に忙しい会館と、月のうち4日あればいいという会館と様々だと思います。
で、まあ、今日ご出席の、名簿見させて貰ったんですが、これは、まあ、こちらから本当はお尋ねたしなければいけない訳ですけれど。で、まあ、それで、要するに長々と喋りましたが、そのレジに書いてあります、将来とも今のままで良いのかという事が、今言いましたそのつまり財団職員で管理業務をやらされてそして、ずっと、まあ、県とか市とかの職員の方が財団へ派遣されると、これは異動というのがあって、事務系の方はどんどん来ては、又出ていかれますね。それから館長さんといいますと大体三年程いますと、出ていかれるというような事があります。
ところが技術屋さんの場合はですね、いわゆるプロパーとして、その先程言いましたところの財団に就職されたら、大体異動がなくてずうっとそこにはりつけという事で、まあ、それで将来とも今のままで良いのかというような書き方をしていますけれど、要するに、それぞれの個人がですね、プロパーとしてずっとそこの会館で舞台照明なり舞台技術の管理をですねやる事によって、わたしは良いんだと、これは、わたしは好きなんだと、言う人はいいんですけれども。ただ、取り敢えず財団の職員に採用されて、そして、お前技術のほうやれと言われて、まあ、先程言いましたように、勉強に行ったりして、照明、音響、舞台それぞ担当が決められ、で、滋賀県など行きますと、一人のひとが、舞台も音響も照明も全部やっておられる財団の人がいらっしゃいます。もっとも、これは滋賀県のほうの僻地というと失礼なんですが、まあ、月の内1回あるか2回、その会館の稼働ですね、稼動率が非常に低い会館、で、そういうとこは、財団に派遣された職員は一人で何もかもやっておられる。で、それは、隣の市の会館で稼動率が高い所へ行って勉強してきて、そしてやっておられると、いうような事で。だから、その将来ともですね、そういう形で、そこではりつれられて、それで、良いと思っていられるのか?何とかして欲しい、これでは困るという立場でおられるのか、いろんな事が、あるんだと思います。で、そういう事で、まあ、私自身が、むしろ、それぞれ、今現在の立場で管理業務をなさっていて、まあ、勿論、照明も音響も舞台の方もいらっしゃると思いますけれど、そういう現在のままで良いのかという事を、寧ろ私自身が皆さんにどう考えているかのかという事をお聞きしたい、というのが本音なんです。
で、そこに書いてあるように照明の技術を持っているのに作品に参加出来ない、それから身分的なものは今のままで良いのかと、これはだから作品に参加できないというこれは、止むを得ない事であって、例えばそこの町の文化祭とか、そういった事で兎に角まかすからと何とかしてくれと、言われて町の文化祭ですからいろんなものがあると思います。まあ、この東海北陸地方はどういうものがあるのか、よく私は存じあげておりませんけれど、例えば滋賀県とか京都とか、京都の丹後