がら勉強するという形もとらせていただきましたし、それから「かでる」の木全さんが来て、うちの機械を使っていろいろな研修をしてくれたり、その辺はギャラが要らなかったものですから助かっていますけれども、そうした経費がかからないような講師を呼びながら、予算が少ないものですから、そんなことで充実をしていきながら、お互いに知り得た知識を交換し合いながら細々とやる。そんな甘いことでいいのかというお叱りは多分後から受けると思いますけれども、そんなことをやっています。
今月の30日も、今日係長が頑張って勉強したことについて、うちのスタッフが全員集まり、うちの機械でもう1回、研修の成果や知識を得たものをみんなに分配する。このような形で研修の機会を充実していきたい。
それから、平成5年度に1年間いて、平成6年度に私も箱ごと教育委員会に行きまして、社会教育課を担当しながら二足のわらじでやっています。ですから、4キロほどTOMから離れていまして、遠隔操作という形でやらせていただいています。常駐している副館長、係長さんもおりますけれども、その辺は非常に理事者の理解度がなくて、ですから、社会教育課はその施設に入っていろいろやりたいというふうに提案をしています。しかし、なかなかうまくいかない部分がありまして、いつ実現するのかなと思っています。
その辺、平成6年度から教育委員会の財産になりましたから、いろいろなジャンルをやってきました。教育委員会がそんなことをしていいのかというジャンルもありますし、町の中からもそういう話が出ています。
ですから、民間の良いもの見よう聞こう会という30数人のメンバーを集めて、年間4〜5本、飛び込みを含めてやっています。
それから、町の予算を当てにしても620万円ぐらいしかないのです。児童の鑑賞会やら映画会を含めてそれだけですから、あとは補助金を持ってくるなり助成金をいただくなり、入場料をプラスしながらと、こんなことしかありません。ただ、町の予算を全然使わないでやったことも何本かあります。いいものを持ってくると、入場料のみで賄える。そんなことで、教育委員会の中でジャンル的にどうなのよという部分はありますが。
例えば演歌もいいじゃないかという話をするのですが、なかなかそうはいかない部分がありまして、これらは実行委員会などと組みながら、良いもの見よう聞こう会に経費をやりながら、うまく調整しながらやっています。
私は、演歌などというのは、アメリカで生まれたジャズでないかと、わけのわからぬことを言いながら演歌もやっています。
それから、「可動席ですから、全部しまいますとワンフロアーになります。私は館長になるときに800人入るように頑張っていましたけれども、6,500人足らずの町で800人などというのは不可能です。
今まで5年間で一番入ったのは、町の予算を使わないでやったベンチャーズです。指定席を初めてとって、4,500円で800人びっしりになって、それでも券がなくて怒られましたし、これが1回だけです。あとは600人ぐらい、あとは400人、200人、100人とか、そのものによって入場者をある程度見込んでやっています。
ですから、可動席を下げて、ワンフロアーにして、そこにステージをつくっています。それで200を対象にしてやろうとか、いろいろな工夫をして素敵なステージをつくろうと思ってやっています。
私のところのステージは音が上に抜けてしまいます。音が非常にデッドです。ホールの中では音が非常にいいものですから、椅子を引っ込めて、下から鼾が聞こえてくるようなステージをつくってやっています。
この間、伊藤君子さんのジャズをやったときにはビールを飲ませて、やりました。教育委員会主催です。
ステージの上でやる部分では音がわるく、反響板がありません。何か5,000万円ぐらいでついたそうですが、今やるとまた8,000万円、そのうちということですが、多分もうつかないだろうと思