先の5千万の内訳の中では3千万をその使用料からふりあてる。あと残りの2千万は県の一般財源からあてて頂いておりますけれども、県の方も一定の事業目的のためにそういう基金を使うことをを認めながら、直接事業内容に対する県からの監視の度合いというのが低くならざるをえない。あまり細かい所までは逆に見れないという一面はあると思います。そういう意味で際限なくこの制度を劇場の自主文化事業にトータルに及ばすという事はかなり問題があるのではないかという見方もあると思うんですけれども、今のところは年間5千万円の県の歳出については、あまり細かく口出しをして頂かずに劇場の方で事業内容を検討して進めておるという状況です。先ほど劇場の使用料収入っていうお話しがございました。全体で年間約1億9千万円程あるんですけども、この内から自主文化事業に振り当ててもらっている分と、あとは施設の維持管理にあてている分とございまして、自主文化事業に振り当てて頂いている分の中には、委託料であるとかかなり細かい事業内容まで県がチェック出来るものも入っております。それと文化振興基金も積立の為の補助金という形で頂いている分というのがございますけども、劇場としましては劇場の使用料から入ってくる分についてはもう少し劇場の独自の使い方が出来るような裁量権を増やして頂くことが出来ないだろうかという考えもございますけれども、先ほど申し上げたような事情もございまして、今のところは一定の制限を受けているその枠の中で、劇場にある程度自由な事業計画を組む事が出来る今はそんな状況です。
司会 それでは、スケジュールの上では助言を頂く時間ということにいたしますが、土井さん。
土井 私からの助言と言いましても今日発表されたお3方を含めましてかなり皆さんが自主事業の事についても幅広く考えていらっしゃることは良く分かりましたので、私から特にありませんが、しいて申し上げるとすれば今日のテーマは自主事業活性化の為の具体策ということですので、観賞型例えば育成型、参加型という形で一つずつ区切っていきますと、その事についてのみ考えてしまいそうですので、色々なパターンを組み合わせる発想の柔軟性みたいなところを考えて頂けるといいかなと思いました。アンテナを張って色んな情報を得ることも必要ですけれども、逆に地元の人達に目を向けてその人達に興味を持ってもらって一緒にやるっていうことも必要でしょうし、その組み合わせ方によってもっともっと企画も広がっていくでしょう。どうしても予算とか管理の方に縛られがちですが、集客の事を考える時にも、お客さんを集めるにはあの有名な人を連れてきてやらなきゃいけないんじゃないかというふうに、どうしても発想が一つの方向に凝り固まってしまいがちだと思いますので、そのへんを広げまして、いろんな方に意見を聞くこともいいですし、柔軟な発想ができていくともっと活性化につながるのではないかなと思いました。私の場合演劇ですので、どういう事が自由な発想かと言いますと、