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と思っております。私どもの事業のあらましはこういうところです。

司会 ありがとうございました。会場は持たないけれども、すべて県下が会場であるという考え方、それから自由な出会いの中から提案を頂く、そして出版もやっている。ミュージカルで竜馬も扱って頂いて、6ステージもやっていただいて、大変感激した昔のことを今思い出しました。とにかく、市民が、提案だけでなく参加して上演までやってしまういうようなところをお話下さったと思います。3つぐらい型が出てまいりましたが土井さんいかがでしょうか。

土井 今伺っててみなさんの参加っていうところまで広げてらっしゃるとこもありますし、一般のボランティアの方からの企画という話しも出ましたし、結構な事だと思います。ただ、問題点も出てきてるのではないかなと思いますのは、先ほど藤田さんからもありましたが、一般の方の意見、お客さんからのニーズという事になりますと、企画をしようと思っていることとずれが出てきましたり、あるいは企画をする側の趣味嗜好に走っちゃってるんじゃないかという思いとか、うまくいかないことも出てくるんじゃないかなと思うのですが、今伺っている段階ではそれはそれぞれの企画がうまくいっている話しでしたので、すごく参考になりました。皆さんも参考になったかと思います。

杉浦 上村さんにお伺いします。昨日も鈴木さんの話の中に出てましたし、今も出てました基金です。昨日のお話ではすごくお金があっていろんな事をなさっている。わりに自由にお金を使っていらっしゃるってお聞きしたんですけど、これはどういう仕組みの基金なんですか。正式な名称と一緒にお聞かせ頂きたいんです。

熊本県立劇場 上村 もとは鈴木が、彼のアイデアで募り始めた文化振興基金という基金です。彼の県内での収入と県内の企業、個人からお寄せ頂いたお金をベースに基金を作りましたけれども、いわゆる取り崩し型の基金でございまして、これまでの総額で2億程度なのです。文化振興基金は2億の果実では事業展開出来ないものですから、取り崩してまいりました。その後、県から事業の成果をある程度評価頂いたんではないかと思いますが、平成6年度以降毎年、5千万ずつ補助を頂いております。その補助と申しますのは、基金の積立のための補助でございます。事業の直接経費の補助ではございません。それをプールしていく中で、年によって多少事業の内容で経費が変わってくるものですから、逆にそれは予算の弾力性という見方も出来るかもしれませんけれども、そのお金と、もともと彼が作っておった文化振興基金、総体を文化振興基金と言っておりますけれども、それを全体の事業の基本的な枠とみてその中で年度ごとに事業を展開しているということでございます。ただ、県からの財源としては劇場の使用料収入がございます。駐車場ですとか、ホールの使用料からあがる収入がございますけども、これを

 

 

 

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