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ておりますが、千何百館あればそれぞれが違った立地条件で、違った方針で違った事をなさってらっしゃる。そこにいろいろとご苦心があるわけですけども。藤田さんがおっしゃったんですけども、何か次につながるような事、次は何をやるんだろうと言うような期待をそこで持ってもらうということは、大事だろうということをおっしゃったんですけども、これは演奏会でも何でもそうだと思うんです。おもしろくないあるいは下手なもんであれば、次につながってこないわけです。ですからそれは下手は下手なりでいいんですけど、一生懸命やってるなとか何か一点でもいらっしゃった方の心に残るというようなものがあると、また次につながるんじゃないかということがありまして。そういう点が企画をなさっていく上では、大切なことではないかなというのを感じました。

司会 会場の方々からご質問やご意見や、あるいはご感想なりそれぞれのご発言を頂きたいと思いますが。

マイクは4本構えてございます。お手をお上げくださって速記を取る関係もありますので、マイクが参りましてからそれぞれの所属とそれからどなたにご質問なさりたいか、ご自身のお名前もおっしゃって頂ければありがたいです。

岡山県マービーふれあいセンター 浅野 皆さんにご質問したいんですが、予算が単年度という関係もあって、行政は単年度ごとでしか物が見れないというお話がありました。それから行政の人員的な問題として、人員の配置替えというものがあります。そうした中でどの程度先を見越して事業を立てられているのか、もちろん目標というのはあると思いますけれども。具体的なその年度ですね、どの辺りを考えてられているのかというのを教えて頂きたいと思います。

例えば宮崎の音楽祭でしたら、来年度が3回だと思いますけれども、4回、5回の事業計画というのは具体的にあるのでしょうか。

司会 じゃあ安藤さんさっそく。

安藤 予算の単年度ごとのというシステムの問題なんですけども、確かに行政と一緒にお仕事をするというところでは、今のシステムでは致し方ない部分があろうかと思います。私どもは財団法人化をいたしまして、文化事業基金20億をつくりました。最初に事業基金のありきでその果実を用いて事業をやっていくという部分では、先を見越しながらというところでやってきたわけで。先程のご説明申し上げましたオーケストラを先取りするという部分もそれらを見込んで事業が出来る。事業を先取りしていくというシステムがございます。

ただご案内のように今低金利で、基金を作りました時には大体預金の金利が5%程度でしたんで、20億円作れば毎年一億円は生まれるという計算でやっておりました。ところがもう今は

 

 

 

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