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けれども回は出さないという原則なんです。そういうのが文化施設の運営に取り入れてられて まして、お金は出すが企画の中身については口を出しませんというふうな形になってます。

これは橋本知事も美術館の運営には口を出さないのが私の自慢だといろんな場でいってますので、これからも続いていくんじゃないかと期待しております。ただし中身の選択というものを任されてるわけですから、期待に答えられる事業展開というものが求められてくるわけなんです。その中で一番力を入れているのが集客です。前衛的なものを企画した時こそ満席にしたいということでやっています。そうしないと県民のニーズという評価軸がでてきます。こんな前衛的なことをやってて、こういうのは県民のニーズに合わないんじゃないかとなりますと、そういった企画は続かないわけです。ですから館の方向性を維持するためにも、集客だけは図ろう。もしお客さんが入らなければ、結構予算使ってますので、一つの公演で例えば400万としたら、この400万はお客さんの数に関係なく使ってしまうわけです。そこに空席が沢山あるとその席の数だけお金をどぶに捨ててるというふうに考えて集客だけは図る。だからといって招待券を出すわけではないです。招待券はほとんど出してないです。そういったところを意識しながら事業をやってます。

美術館のホール事業が何を目指すのかと言えば、最終的には高知県に住んでて良かったなと いう気持ちを持ってもらえることだと思います。Uターンしてくる方も多いわけで、都会生活を経験したうえで地方に帰ってきて、ここは文化が貧困だ東京に住んでいれば良かったと思わないようにするためには、できるだけ新しいものを取り入れていって、新しいものを見たいというニーズに答える必要があると思うんです。そういったものをどんどんやっていって、地域に住む事の勇気というか、住むことの誇りというか、そんなことを作り上げていくことが出来たらいいんじゃないかなというふうに思います。

司会 ありがとうございました。

今ちょうど11時。皆さん25分づつ、きちんとおやりになったということで私はびっくりしております。どうもありがとうございました。

私は時間管理だけではなくて、進行もちゃんと管理するわけですけども。

今でてきたお話を私なりに超乱暴にまとめてみますと、安藤さんからは、舞台の上で行われているその周辺からいろいろな活動と効果がでてきている。巻き込み効果といいますか、派生効果とか、そういったものを宮崎室内音楽祭の中からご体験になった話を芯にお話になったと思います。

それから香西さんからは、本質的に難しい予算の問題とか、あるいはお金の使い方の問題と

 

 

 

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