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今月末から大阪のシネ・ヌーヴォ梅田という映画館で上映されます。映画を作ったことによってすごくPR効果があったわけです。情報誌の「ぴあ」にも毎週写真入りで載ったりしてるわけですから。そういった意味で映画製作というものが結構存在価値を高めるというか、PR効果がある。かなり成果としてあったと考えています。

そのように一つの公演を考えたときに、それを何だかんだと膨らましていくことが結構多いんです。たとえば一人のアーティストに踊って頂く。そしたらその人を追っているカメラマンの写真展をしようか。じゃあ、そのカメラマンに写真の講座をしてもらうかと、いろいろ膨らましていくわけなんです。

そういった形で企画を膨らましていける理由というのは予算の建てりだと私は思っているんです。その予算が一体どうなっているのかということなんですが。28ページにありますように県からは補助金で頂いてます。それに入場料収入と、これは頂けたらの話ですけども、助成金。これで年間の経費に当てているわけで、何か倉敷さんと考え方が違うみたいなんですが、私どもの方は枠予算的に、来年も同じぐらいは保障されているということを前提に予定を立てていきます。私どもにとってはこの形態は非常に楽なんです。最初に一つの企画があって予算を積み上げていって予算要求をするのではなくて、企画を後で考える。なかなか一年前にきちんとプログラムをフィックスすることは難しいです。半年くらい前になって急にお願いしたりすることもあるんですけども、ぎりぎりまでその中身を考えることができるということがありまして、こういった形態は助かっています。支出をするときにも、4年前は委託料でしたので、需要費いくら、役務費いくら、報償費いくらみたいな形で積み上げをしておりましたが、これも使い勝手が悪いわけです。急に企画を膨らまして公演料が多くなってくるとか、前売り券の売れ行きがいま一つだから広告を新聞で打ってみようかとかいう時に、委託料でがっちり固めてますとなかなかできないわけです。もちろん流用という方法もありますがそれなりの手続きがいることがありまして、3年前から小科目を映画上映会費と舞台公演費という2つしか作ってないです。それは、財団という組織だから出来ることだと思いますが、年間を通じて舞台公演をするための費用は、その中身が何であろうが舞台公演費で出していこう。映画上映会費も同じ。そういった形でやってまして、こういった方法は事業がやりやすい方法だと思ってます。

企画の中身についてなんですが、例えば外部の方に審議会とかお願いするという形をとってませんで、全て美術館で決めてます。

何故かと言いますと、高知県の文化行政指針というのがありまして、その中にアームスレングスの原則というのが取り入れられています。アームスレングスの原則というのは、金は出す

 

 

 

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