いうのが非常に増えてきてます。美術館で、美術作品展示以外の領域を美術館としてやって行こうというなことが流れとしてあるんじゃないかと思います。
そういった中でも、映画は美術館が取り上げる材料として比較的多いような気がします。それはその理由があると思うんですけども、美術館ではビデオアートというのをよくやるんです。けど、映画はやらないです。なぜかと言えば美術館の組織体制というのは劇場と違うんです。美術展示は立ち上げたら終わるわけです。あと展示しておけばいいんです。ビデオもそうなんです。ビデオにスイッチ入れておけば流れます。けども、映画の上映だとかダンス公演とか一時にたくさんの職員がいるわけですね。だからなかなか人員配置上の問題で大きな公演が出来ないというのがあると思うんです。映画はそういった中で比較的少人数で済む。受付と映写技師がいれば一応成立してしまうわけですから。そういうことがありまして、先程申し上げた中で映画が多いなと思われたかも知れませんが、映画芸術に積極的に取り組もうというのが方針の一つとしてあります。
映画がたくさん日本に入ってくるようになってから、東京以外の地方都市でも様々な映画祭が開かれてます。それは国際交流を目的にしたものから、地域起こしを目的としたものまで様々な範囲になるわけですけども。いろんな形で上映がされる中で、美術館としてやっていかないといけない仕事はあると思います。それは最終的には地域起こしにつながるんだと思いますけども、地域起こしのための映画上映ではなくて、映画芸術振興のための上映もあっていいんじゃないかなと思ってますので、それを実際担っていくのが美術館という場所じゃないかなと思ってます。
それと、映画の上映プログラムもそうなんですけども、基本的に自主プログラムです。舞台公演シリーズもそうなんですけども、出来るだけ高知県外の方にも注目して頂けるような企画というのを念頭に置いてます。どうしてかと言いますと、私供の美術館は開館して4年の後発の美術館なんです。ということは相手方から情報を送っていただける、もしくはネットワークを作るのに非常に苦労するわけです。後発の美術館としてなんとか存在感を示したい、情報を送ってもらいたい。そのためには当面ちょっと目先の変わったような事をして、存在感を示していきたいというのがありました。今後は少しづつこういった方針は変更はしていこうと思っているんです。例えば、地域のアーティストの起用とか子供たちのための企画を折り込んでいきたいと思っております。
地域で活躍されてる方のコンサートとか演劇とかいったものを、最初からいきなり取り組み始めると、多分地域に住んでいる方は、新しい建物が出来たんだけども、今までと同じように