ではないと思います。ホールに企画担当者というのが置かれたのが開館して半年後です。有効利用しないといけないということもあったんですが、その大きな契機はたぶん美術館の館長をセゾン美術館からお招きをしましたことだと思います。何かで見たんですが、美術館で初めてコンサートを開いたのはセゾン美術館だと書いてあったのですが。美術展示以外の部門、いわゆるホール事業部門を美術館として提示していきたいというのが今館の方針としてございます。そういった中で、私どものやっている事業があるわけです。
年間どういうことをやっているかと言うと映画が多いんです。年間4回定期上映会というのをやっております。それぞれ春夏秋冬というふうにテーマを定めておりまして、春は「こんな国の映画も見てみい!」、夏は「アニメーションてすごいんだよ!」、秋は「劇映画だけが映画じゃない!」、冬はフリーにしてます。なぜテーマを定めているのかということですが、最近いろんな国の映画が日本に入ってくるようになりました。けれでも地方の映画館はどんどん減っているわけです。高知市だとミニシアターはありませんので、自主上映グループというのがたくさんあります。そういったところがいろんな映画を上映するわけですけども、上映できない種類の映画が非常に増えてます。一方最近は情報がすごく早いので、「ぴあ」なんかもどこでも売ってますから東京でどんな映画が上映されているのかわかるわけです。そういったものを見たいという要望もあるわけです。
定期上映しているというのはもう一つ理由がありまして、毎年春はこういうな上映会をしますよと決めてしまえば一年で終わらないわけです。来年も再来年もあるわけです。ということは予算が無くなるということはあんまり考えられないと言うこと。これは私が考えたわけじゃなくって、前任者が考えてたんですが。それと最近公共上映というのがすごく叫ばれてまして、国際交流基金とか大使館とかがいろんな国の映画をまとめて日本に輸入してきます。そういったものを出来るだけ高知でも受け入れていきたいということがありまして、年に2回程度、4回になるときもありますが、特別上映会も開いてます。それから映画以外では舞台公演を一応シリーズ化しておりまして、年に2・3回しかないんですが、お手元にお配りの中では「粘華微笑」とか、ダムタイプの「S/Nプロジェクト」とかのチラシが入っていると思います。それからコンサートも年に2・3回。その中に少ないんですけども、宮崎県立劇場さんのシリーズ化されてる民族物も、私どもでもシリーズ化しております。
プログラムを組むに当たりまして、考えていることがありまして、お手元にお配りしているレジメでは「方針」という部分に当たります。いろんな美術館で、いわゆる美術展示以外の部分、そこでコンサートをやってみたり、ダンス公演をやってみたり演劇公演をやってみたりと