まってなくても案が出た段階でもう出しております。決まらないから出してはいけないことはないと思いますので、こういうものが入りそうだという情報を前倒しするほうが逆に話題性があったりすると思いますので、予算は予算、宣伝は宣伝とはっきりわりきっております。
それから共同主催は、民間もたくさん公演されてますから、条件が合えば一緒にするという 形をとっております。たとえば今年度6月に新宿梁山泊っていう劇団をよんでまいりました。ここは以前から民間の方が倉敷公演をしたいという話がありまして、財団としても呼んでみたいということで一緒に2公演うちましたが、たいへんな人気で、テント4百人ぐらいしか入れませんが、6百人詰め込んだという公演があって、実際は大阪とか東京で噂でしか聞いてなかった演劇をみるファンの方が実際に倉敷テント公演で観れたということでアンケートもたいへんよかったと思います。
アンケートをいつも公演でとっておりますが、いい公演ですとアンケートが多いです。少な いですとよくない。よくないと回収率がたいへん低いです。最近は小さい鉛筆を付けるようにしましたところ、アンケートの回収率がドンとはねあがりまして、情報提供のバックオーダーにもなりますので、これはよかったかなあと思っております。
それから料金設定の難しさっていうのがありまして、小劇場は4千円前後、そのほか5千円前後ぐらいなんですけれど、採算を取る必要がないわけではないんですが、プラスマイナスゼロになれば一番いいと思ってますが、やはりそういうところで計算していきます。ツアーで来るときに、東京で8千円で売ってるものを倉敷で4千円で売る。広島が8千円で倉敷が4千円ということがあったりして、なるべくあまりかけはなれないように注意はしております。5月に「ミザリー」っていう劇をするんですけれど、東京が8千円、広島が8千円ていうのをきいたんですが、倉敷は4千円でと思ったんですが、これでは広島にも迷惑をかけるんじゃないかと思いまして、5千円まで上げました。ただあまり高くすると料金払うのに考えてくるようでは負担にもなりますから、なるべく低くおさえております。
それから企画はいかに大切かていう例としてお話申し上げるわけですけれど、2年前に美術部門でNHKの企画だったんですが、人間国宝展を開きました。これはおもにあの三越百貨店、三越百貨店がないところは、公共の美術館ということで、全国展覧会がありました。入場料8百円で、どれぐらいお客がくるかわからなかったんですが、8百円ですからおつりが2百円いるということで、当初は5万円程しか用意してなかったんです。そうしましたら開演と同時にますごい行列で、結果的には約3週間で8万人ぐらいの方が来られまして、初日からお釣りが用意できなかったというトラブルがあったりしまして、いい誤算といいますか約5千万近い黒字に