とでがんばっております。これらは一からの手作りのものですので非常に手間ひまかかるんですけども、中長期的な視点でみますと、やはり腰をすえて取り組んでいくべきものじゃないかと思っています。先ほど、世界の民族音楽紀行のところで公演していただいたアーチストにご指導いただく機会づくりをしていると申し上げましたが、それについては福祉施設の障害をもつ子供たちもお招きしまして、タムタムというドラムをいっしょにたたいてもらいましたところ、昨日のお話にもありましたけども、障害をもつ子供たちは音楽に関してものすごい集中力を持っています。終わりのほうではタムタムの音がひとつにあわさってものすごい迫力のある演奏が生まれたというようなこともございました。それからパイプオルガンの講習会、これは実際にグレートオルガンを弾く機会があるということから、常に受講者定数を越えるお申し込みがありまして抽選で選出せざるをえないような状況でございます。
それから、出演者とのジョイント演奏などが可能なものについては、実際いっしょに演奏し、しかもそこで歌唱指導、演技指導が受けられるというものを実施しておりまして、デューク・エイセスの谷道夫さんが宮崎出身でいらっしゃいますので、「デュークと歌おう」という県内各地での巡回公演や「アカペラ・アンサンブル・フェスティバル」という一緒に歌っていただきながら指導をしていただくというようなアレンジをしているものもございます。鑑賞型と一部参加型と育成型を、あわせて実施いるようなものでございます。
それから、もうひとつご紹介しておきたいのが、「郷土の芸術家シリーズ」ですけれど、この事業は平成7年度から実施しているもので、県民の方に事業企画を提案していただくという方法で公募してます。企画書をあげていただいたものを見させていただいて、年度内5事業程度を選定して実施するんですが、事業費の枠は製作費として70万円をお支払いしておりいます。それから施設使用料ですとか備品使用料、裏方のオペレート代はすべて劇場が負担しています。また練習室を本番までに何回か無料で使っていただくということもありまして、もろもろ計算しますと総額200万円ぐらいの事業にはなっているんじゃないかと思います。出演者といいますか企画者には、これまでリクスが大きくてなかなか自前でやれなかったものに思い切って取り組んでもらおうという意図のもので、積極的、創道的な企画をしていただき、リスクは劇場で負いましょうと。そのかわり県民に新しい文化的刺激があるものをご紹介くださいというお願いをしてまして、運営協議会で選ぶときにもそういうものがあがってくるというような事業でございます。演出につきましては劇場のスタッフが徹底的に支援いたしますので、そのグループの新しい芸術表現がこの事業で試みられるようになってまいりました。具体的な事業はポケットサイズのパンフレットにお示ししておりますのでご覧いただければと思います。