おります。会員の皆様へは定時的に情報提供を申し上げているんですけども、その時には、通常のチラシももちろんつくりますがそれとは別に、公演の観どころ聴きどころ、ポイントを公演の担当者が思い入れたっぷりに書きまして、書いてるとこを見ますと、恋人へのラブレターでも書いてるような雰囲気なんですけども、熱心にそしてしつこく書いております。この説明がきっかけとなっておいでいただいたお客さまも結構ありますようで、そういうことなら観てみようか聴いてみようかというお客さまもいらっしゃるようです。
次に宮崎国際室内楽音楽祭の事業展開についてですけれども、この事業に取り組むようになりました趣旨ですとか経緯は項目ごとにまとめてレジュメに書いておりますので、ご覧ください。国内でもに各地でさまざまな音楽祭が開催されておりますけれども、宮崎の音楽祭は、きっかけを申しますと総合プロジューサーにご就任いただいておりますバイオリニストの徳永二男さん、N響のコンサートマスターを長いことつとめておられましたので皆さんもよくご存じかと思いますが、徳永さんがN響におられるころから温めておられた構想というのがありまして、それは国内外の音楽家が集まって、たとえば単に協奏曲をただ一度一緒に演奏して帰るというのじゃなく、しばらくいっしょに生活しながら、みんなで音楽の質を高めていくような場づくりがしたい。そのためには演奏家同志が緊密な関係を保ちながら、理想の音楽をつくりあげていくという室内楽でやってみたい。
これまで室内楽というのはなかなかお客を集めるのが難しい部門だったんじゃないかと思うんですけども、音楽の質を高めるために室内楽をやりたいんだというご希望をお持ちで、そこで取り組みをはじめていただいたようなわけで、実際につくりあげた質の高いその成果を、地元の方に鑑賞していただくような機会づくりをしたい。そういう企画を実現する場を探しておられ、その頃、私どもの館長でございます青木がN響の理事長しておりましたんで、徳永さんとフランクフルトのバーでお酒飲みながらお話がでたときに、それは是非宮崎の県立芸術劇場でやってみたらということで実現する運びとなったものです。資料にお示ししておりますとおり、徳永さんの呼びかけに賛同されました演奏家の方々が、宮崎にお集まりいただきまして、宮崎で1週間なり10日なりという合宿生活をしていただきまして、念入りに音楽をつくりあげる。その成果をお客さまにに披露するんですけども、とにかくリハーサルの回数が違います。やりはじめたら止まらないという感じで、伊藤恵さんなどは、朝8時半に劇場に入ったものが、夜10時までず一つとピアノを弾きっぱなしです。ピアニストっていうのは3度のごはんよりピアノが好きなんだなあという、サン・サーンスの動物の謝肉祭にでてくるピアニストのナレーションの表現みたいですが、練習に練習を重ねて音楽の質を高めていく気合いというものに、