ことでいろんな方とお話もできましたし、それから進行時間のなかにどれだけのものをもっていくか、あるいは会場と舞台がどのように交流できるか、いろいろトライをしてきて、そのたびに喜びもあり、あとで唇をかみしめることもあります。舞台と客席との交流、舞台の上の5人の先生方のお話の絡み合いがうまくいけば12時前にはっと胸をなでおろすという役割でございます。5人の先生方よろしくお願いいたします。それでは、さっそく今日のメインの事例発表をご着席順に安藤さんの方からお願いいたします。
安藤 それではこの研究会のテーマ、自主事業活性化の具体策ということですけども、私どもでやっておりますことが他に比べて特色があるかと申しますと、手法的には、観賞型の事業それから創造型、参加型、育成型、昨日の講義で荒木先生がそういう事業の種別や区分についてお話しになっていらっしゃいますけども、それをミックスしながらやっているわけでして、方法論からすればとりたてて目新しいものではないと考えております。題としまして、「外からの刺激導入と内からのきん及び環境の醸成」というこむづかしい表現をしておりますけども、要はこの4つの事業をどう組み合わせながらどうやって効果を高めていこうかということの考え方をお示ししたものですので、あらかじめご了解をいただきたいと思います。
事業の展開につきましては、当劇場なりに方針を固めまして、考え方を整理しながらやっておりますので、その部分について多少ご説明したいと思います。レジメの19ページからに掲載してありますことについては、あまり重複しないようにして、テーマに関しポイントとなるところを中心にご説明していきたいと思います。まず、鑑賞型の事業といたしまして、招聘公演がございまして、みなさんのところでもおやりかと思います。私どもでも、とにかくお客さまに感動して満足していただけるものを、質の高い事業を選んで提供する義務があるんではないかということでやっています。その選び方については、侃々諤々、われわれスタッフが館長まで含めて議論し、検討に検討を重ねた上でご提供しているところでございます。また、県内のいろんな舞台芸術のジャンルのご専門の方々で構成した運営協議会というものを設けており常々ご意見を承わっております。また大所、高所からご意見をいただく顧問団という組織もございまして、中央で及び国際的にご活躍の4名の先生方にもご就任をいただいております。そういうところへのご意見の聴取ということも私どもでは行っております。舞台芸術というのはジャンルが広うございますので、事業予算枠の関係で県民の皆様からアンケートで寄せられておりますご希望のジャンルのものすべてを、毎年度実施するというわけにはまいりません。それで、県民の方にも数年のスパンをもっていただいてその中で実現をはかっていきますからということで説明いたしまして、ご了解をいただいている次第です。