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い大変なんです。

地域におった人達を見つけ出すというのも、このプロデューサーの役目かな、育て上げると いうのはちょっと語弊がありますけども、人がのぼっていくそのきっかけ作りをしてあげるのが会館の職員に課せられた役目かなと思うんです。その中で売れ出して、これ売れるなあ思うて買うて、あかんかったものもあります。これはトップにも言うてるんですが、実際にはもう水商売です。先程言いましたように近松で赤出しました。議会で止めたらといいますけども、僕はもう最後のとこで帳尻合わして欲しい。これでどうやとか言うてもらいたくない。入ってないからあかんでと言うてもらいたくない。実は一杯入っとっても、見に来てもろうてこんな芝居あかんで、こんな音楽あかんで言うてもろうたら、僕は止めますいう話をしました。入らなかったから止めるじゃなくて、入らなくて悪ければ、これは絶対止めますけども、そういう形で持っていかんと将来よくなっていけへんの違うかなと、思います。

そういう人達にきっかけを与えてあげたら、どんどん伸びる場合があります。ほなアマチュアに対して、何か助成したりしてるかいうたらうちは全然してません。アマチュアに対しては自主努力をして下さいというような話をしています。アマチュアができないものは何やねん言うたら、プロの人を呼んできて一緒にできないです。それは我々がコーディネーターしてやると。野球なんかでよく分かりますけども、甲子園出よう思うたら、それだけの監督呼んできたら、出れるようになります。演劇なんかでもそうですし、音楽なんかでもそうですね。市内の楽団がありまして、そこと一緒にやってあげようということで、イームヂチのアゴステニーさんと一緒にやろうと、それも世界的な人がやってくれるいうことで、そのアマチュアと一緒にやったんですが、音楽家から苦情が来まして、何であんな下手な楽団と世界のトップスターとー緒にやるのか。そんなアホなことするな。言われたんですけども。我々は、一緒になってやるべきもんだと思うてると大分話をしたんです。現実にそれはやりました。その人も見に来はって、あとで来られたんですけども、その人は、すごい良かった。千里バロック合奏団があんなにうまいとは思えへんかった、ということで、今度何か一緒にやりたいというようなことがありました。

アマチュアの人にプロの血を入れてあげる。それをやるとごっつい伸びるというのがあるんです。そういう役目が公立施設ではないかなと思うてます。

鳥取県民文化会館 生田 鳥取では演劇はそういったのが皆無に近い状態でありまして、演劇の鑑賞会とかいった団体が一つか二つかある程度でして、私も演劇の方を選択して来さしていただいたんですけれども、吹田さんのお話を聞いてまして鳥取とは違うなあと感じがしました。

 

 

 

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