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もいいと思うんです。年間やったら何かおもしろい事が出てくる。何か出てきますわ。それを上にあげていって、絶対やってやるんだというような気持ちでやることが、大事じゃないかなと思います。

それからチケットこれも難しいんですよ、座席指定にしたらいいのか、自由席がいいのか。それから当日券を出すのか。やっぱり予測はなかなかつかないんです。チケットがなかなか売れないものについては、当日券、やっぱりなんぼかあげるんです。というのは、人間の心理で、当日買うより前に買うた方が安いなと。座席指定をする時は、当日券も一緒にしようかと。要するに、座席は早く買ったら座席指定に替える。近松劇場なんかは、当日券も出しているんですけど値段をあげてるんです。座席指定でもあげる場合もあります。その都度その都度みんなで協議して「これはどないしょうか。」と、それから子供料金と大人料金をあげようかとかしてるんですけども。こういう議論の場で「チケットの売り方について議論しましょうか。」いうたら、ものすごい出てきます、そこで、今ネットワークでやっとるんですけど、ほんとは広告だってそうなんですよね。我々もやっぱりチケットは1枚でも売りたいんですよ。そうすると今度は芸術団体との軋礫が起こる場合があるんです。

これもおもしろい話で、我々まあ大阪人やからそうなんかわかりませんけども、橋爪功さんと、「円」の芝居をしたんですけど、その時に橋爪功さんがNHKの大河ドラマに出てはったんです。相手役の高林由紀子さんが花王ソフィーナのコマーシャルに出てはりまして、それでポスターに「NHK大河ドラマ出演の橋爪功」、「CM花王ソフィーナの高林由紀子出演」ということを書いて売り出したんです。東京から来はりました人が、「えらい大阪らしいですな。」「泥臭いとこやられたんですね。」我々はチケットを売りたいんです。それは交渉で話をしてやっていく。ポスターは近松もそうなんですが、NHKのいろんな絵を書いてはる人で、その人の絵も無料で書いてもろうてるんですけども、芸術的な評判がものすごくいいんですけど。ただチケット売れるかどうかの問題があります。民間の方、やっぱり売り込みがうまいですね。

この世界でちょっと違うなあと思うたんは、普通商取り決めの中で、メーカーがおられて、小売店に売りますね。それで小売店が売れなかったら、メーカーは小売店に対して宣伝したりやってくれます。これが流通なんですね。またメーカーが直接売る場合あります。メーカーが直接売る場合と、メーカーが小売店と売る場合とで売れなかった時にメーカーは自分とこ直接売りません。やっぱり小売店を助けるんです。自分とこは損してでも。劇団の方は、全部じゃありませんが、劇団の方は自分とこで、四国なら四国で手打ちしたとしますね。どないなっても売りますわ。パッケージで売ります。知らん顔ですわ。要するにパッケージで売っても、売

 

 

 

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