ても頼もう思たらそういう所へ頼みに行きますんで、こらああかんなあと思うたんです。実際には持って回るいうことは、売れてないということなんです。役所も腹立つんですけども、チケットの売れるやつは電話してくるわけですよ、荒起さん取っていうてね。ほんなら前のやつ買うてくれといことになるんですけども、実際これも難しいんです。
加藤登紀子さんを平和のつどいに呼びまして、自由席という事で実施したのですが、ある大学の先生で加藤登紀子ファンで、加藤登紀子さんとも話をした人がおるんですが、はよう売りたかったんで、その先生にお願いに行ったんです。なんぼか買うてくれませんかいうて。いや加藤登紀子やったら、わし会うて話しできるからどこでも行けんねんということだったんで、そうですか、ほんならわかりました。チケットが途中で売り切れになったんです。自由席ですけども、席の数だけ売って終わりということでやったんですが、チケットの窓口でもめてまして、自由席やったら何枚か余分に売るやろうということだったんです。私出て行きまして横から見たら、その大学の先生なんですよ。チケット売れと言っているのですね。だんだんオーバーに出してきて、100枚ぐらい余分に出したんです。座るとこなかったらどないしょう、これね実際に買うて席がないというのはね、立ち見でもええということだったのですが。絶対売れへん、いうことでまあ売らなかったんです。
そんなもんなんです。無いゆうたら欲しいんです。ある言うたらいらんのです。せやからチケット売るんは難しいもんで、持って売りに行くと、ああこれ売れてないから持ってきよってんな、ということになるから、出し方というのがものすごい難しいんで、それも皆さん経験していただきたい。そやから職員に買うてもらう時はほんとに困った時しか買うてもろうてない。民間プロダクション等との問題があるのは、入らなかった時にその人はすぐ言います。役所やったら市職員が3000人おるんですけども招待出せば、それが1000人ぐらいやったらすぐ入るやないか、というようなことを言われるんですが、僕は絶対出さない。関係者だとか、公立館同志、一緒に見ようかというのは満席になっても立ち見でも見てもろうたりするんですけど、できるだけそんなんは出さない。というのは出しますと要するに買いませんのでね。ただ券が出るやろうと。そやからこんだけ努力して売ったけど、売れなかった。半分しか入らなかった、ということでお願いします。あるタレントさんなんかでしたら、どっちか言うたら天まで入れとか言うかもわかりませんが、そんな所とは僕は一緒にしたくないですね。
先程話しました安西さんと、上智大の先生で演出家なんですけども、その方と仲谷さんとそれから橋爪功さんが、毎年講演に来てくれてある時、小ホールにて本芝居の1か月前にをやったんですけども、その時にチケットが全然売れてなかったんです。1000円ですからその講演は。