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な嘘なんですが、嘘をほんとのようにし、またほんとの自分の力を出し切ってこそ、芝居の感動というのは伝わってくるものであると感じた。

実際に芝居を見に来たら、感動していく。おんなじものはテレビでもやられるわけです。テレビを見て、ゴロッと寝て見てても良いわけです。わざわざ何で狭い50センチの幅の所へ電車賃払うて、5000円の入場料を払うて2時間辛抱して、何で見んねん。これは皆感動を求めて来られるんですよね。テレビではある程度は感動はあるんですけども、やっぱり生という感動は、できないと思うんです。その感動を見せてあげるということが、いいんではないかなというようなことを思います。

東京の、青山通りの所に劇団があるんで、なかなか行きやすいんですね、あちこち行かんでも。だいたい劇団あの辺やってますんで、大阪の場合梅田へ出たら20分で出れます。労演だとか、労音だとかそれから親子劇場とかみなやってます。厚生年金会館でやったりとかしておられる、我々がやると、やっぱり市から補助金もらうから安くて観れる。そうする労演だとか、労音の人達を圧迫することになるんで、できたら共同でしたい。だから労演でやられた時はやれない。東京で栗原小巻さんと僕4回ほどお会いしまして、子供演劇祭がありまして、栗原小巻さんのお父さん、おととし亡くなったんですが、その方ともいろいろ話をさせてもろうて、メイシアターでやりたいいうことがあったんですが、労演が大阪市内でやられますので、なかなかできなかったんですけども、労演が違う芝居やられるいうことだったんで、俳優座の「復活」をメイシアターでやろうかということで、初めてやりました。

皆お願いするんですね。「復活」をやる前の1か月ぐらい前に栗原さん来てくれませんか。これはギャラを出さずに宣伝に来てくださいということでそこに150席ほど入る部屋があるんで、そこでセミナーをやります。そこでも入場料1000円取ります。だいたい15万円ぐらいもらいますんで、それを栗原さんの宿泊費と旅費にするということでやって、セミナーーつでも事業を増やすということで、やらしてもらってるんです。その時も7時から始まりまして9時頃終わるんですけども、チケットを売ってますから、150入来はったら150枚全部売れます。ちょうど栗原さんと雑談している時に、メイシアターでケーキを作ってますし、タオルも作ったりして他の事業もしとるんですけども、それを出してメイシアターケーキですとか話をしながら、帰りしな見ますとお客さんチケットを買うために並んでおられるんです。今度の「復活」のチケットを買ってくれてはりますねん。そこで栗原さん声をかけてくれはるわけですわ。声かけられた人の、感動ものすごかったと思います。「復活」終わった時に、声かけてもらった人が、ポスター欲しいいうことだったんで、ポスターをおあげしたんですけども、その方の話では、あ

 

 

 

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