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形劇をやっていただこうと、150席でしたら入場料1000円取っても15万円しか入らないです。これは採算取れないんです。一般には客席を作りましても可動イスになっておりまして舞台作ってやれば小ホールいうことで、やっておられるとこが多いですが、私どもは固定のベンチシート式になっておりまして、そこへ座れるようになってましてね、150人の規模の客席でベンチシートですので、実際は子供は沢山座れます。

今言いましたように15万円しか入りません。入場料1000円として、今ちょっと高めに取ってますが。採算取れないんですけども、市長に話して、本来は300人ぐらいあれば何とか採算取れる、しかしそれでもやっぱりいい舞台を見せるために150の席にしました。それから演劇は東京から呼んでやろうと思えば800ぐらいの席がいいんですけども、見やすい、あるいはやりやすいのは500席ぐらいが良い。大ホールもそうなんですけども、だいたい採算取ろうと思えば2000席のホールがいったんですが、それは止めとこうと、音の良いホールは1400席ぐらいまでということでやりまして、なかなか採算にはのれないということであってもそのように作ったんです。これは採算が取れなくてもええやないかということも、ありました。民間がやるんじゃなくて、行政がやるんで採算取れなくても文化行政をやっていかないかんいうことがありました。ただ問題は、人形劇をやりましたら、150の席ですけども、ベンチシートですので300人ぐらい入った時があるんですね。

何か問題が起こらなかったらそのままいけるんです。赤字でも良いと市長と話し合ったんですが、当初は年間すごく客が入りまして、小ホールで一年間毎月第1土曜日を人形劇の日ということでやったんですが、実際には200万円ぐらい黒字を出しました。その当時に周辺の会館の人達は人形劇みたいなもの、なんでやんねんというのが多かったんです。民間ホールも人形劇やらない。だから人形劇をやらないところが多かった。ただおかしいもんで、入ったものは隣の会館どうですか聞きますと、それみなやられとる。今まで人形劇なんかそんなん絶対やらへんで言うてたところが、やられるようになりました。その周辺の会館全部人形劇やるようになりました。それから吹田に江坂というところがあるんですが、そこで子供専用の服等の衣裳を作って売っているところがあるんです。そこが4階にホールを作りまして、第1日曜日に同じ人形劇をやりだしたんです。ブーニンホールと言うんですが、当初人形劇をやらしてほしいけどもいいかということで我々に頼んでこられたので人形劇の発展のためにはまあ結構ですよと、いうことを言いました。そして周りでも実施されたということもあって、だんだん入らなくなって、赤字になってます。実は人形劇やりましたら、次にまたステップをしたい。アマチュアの人形劇団を育てたい。講座をやりまして、参加してもらった中から劇団ができました。

 

 

 

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